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【陰徳あれば必ず陽報あり】・・・収穫への感謝の気持ちを忘れずに

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(画像出典元はこちら)

さて、今日の故事ことわざは、「陰徳あれば必ず陽報あり」です。

「陰徳あれば必ず陽報あり」とは?

人知れず良い行いをする者には、必ず良い報いがあるという意味です。

「陰徳」は、陰で徳を積むことで、「陽報」とは、はっきりと現れる良い報いのことです。

『淮南子・人間訓』に「人知れず徳を積む者には必ず誰の目にも明らかな良い報いがあり、隠れて善行をしている者には必ずはっきりとした名誉があるものだ」とあるのに基づくそうです。

英語では、次のように表現します。

He that sows good seed shall reap good corn.
(良い種を撒く者は、良い麦を収穫する)

勤労感謝の日は、かつて「新嘗祭 」という祝日

さて、今日11月23日は勤労感謝の日ですが、1947年までは「新嘗祭 (にいなめさい) 」という祝日でした。

新嘗際とは、天皇が新穀を天神地祇 (てんじんちぎ) にすすめ、また、自らもこれを食してその年の収穫に感謝する祭儀です。

日本では、古くから五穀の収穫を祝う風習がありました。その年の収穫物は、国としてそれからの一年を養う大切な蓄えですから、大事な行事として飛鳥時代の皇極天皇の御代に始められたと伝えられています。

戦後は皇室典範からこの儀式は除外されたそうですが、各地の神社での新穀感謝の祭事は続いているそうです。

大切に育てられた収穫物に感謝したい

天皇陛下は、この日(新嘗祭 ) の祭儀を終えてから、初めてその年の新米をお口にされるのだとか。

やはり、その年の収穫に感謝する気持ちは大切ですね。今では、農業技術の進歩によってか、早ければ8月の終わりには南の地方で収穫された新米が店頭に並びます。

それを当たり前のように買って、当たり前のように食しているのは申し訳ないことです。

僕が通っていた小学校では、昼食の時「神さま、お百姓さま、お父さま、お母さま、ありがとうございます!いただきます!」と唱和し、手を合わせてから頂いていました。(もう半世紀前後も昔のことですが…(^^; )

今でも「いただきます!」と言ってから食べていますが、感謝の気持ちが薄れているように思います。

今日から心を入れ替えて、感謝の気持ちを深く持ちたいと思います。

・・・・・・・
さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!

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(2017.11.23記)

富田 邦明

IT関係のコンサルタントをしております。
業務効率化・システム改善だけでなく、経営者視点のリスクマネジメントも同時に行い、人とテクノロジーのシナジー(相乗)効果を最大限にすること、そして、活き活きとした雰囲気で働ける環境作りを目指しています。

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