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さて、いよいよ10月最終日となった今日は「ハロウィンの日」ですね。
「ハロウィンの日」とは?
「ハロウィン」は、11月1日のキリスト教のすべての聖人の祝日「万聖節」の前夜祭になります。
アメリカなどでは、この日の夜、カボチャをくりぬいて「ジャック・オー・ランタン」と言われるランタンを作り、魔女やお化けに変装した子供達が近くの家を1軒ずつ訪ねては「トリック・オア・トリート(Trick or treat. 「お菓子をくれないと悪戯するよ」)」と唱えます。
それぞれの家庭では、カボチャのお菓子を作り、子供たちはもらったお菓子を持ち寄り、ハロウィン・パーティーを開いたりします。
お菓子がもらえなかった場合は、報復の悪戯をしてもよいとされています。今ではすっかり有名ですね。
もともとは、古代ケルト族の秋の収穫の祝いと、悪魔を追い払う祭りだったものが、今に伝わったものといいます。
盛り上がるハロウィン、日本らしく根付いて欲しい
僕が小さい頃は、ハロウィンなどまったく縁がありませんでした。
それがここ数年で、あっという間に定着した感があります。どうやら1990年代後半より始まった東京ディズニーランドのイベントから普及が始まったようです。
さらに2000年代後半から、お菓子メーカーが相次いでハロウィン商戦に参入したことなども普及を促進したようです。
最近は、早い時期から街中でのハロウィン装飾が見られるようになりましたね。
また、若者の仮装・コスプレのイベントとして、日本式にアレンジされたハロウィンがすっかり定着しています。
ただ、今年は渋谷センター街などで行き過ぎた若者たちの乱痴気騒ぎが問題視されています。また、海外のサッカースタジアムでは、試合後、綺麗にゴミ掃除をする日本人サポーターが注目されているのに、乱痴気騒ぎの後にはゴミの山というのもいただけません。
既に、クリスマス商戦を上回る勢いとなったハロウィン商戦です。徒に経済効果を追求するだけでなく、日本らしい根付き方をして欲しいと思うのは贅沢な望みなのでしょうか。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2018.10.31記)