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さて、「今日の一言メモ」第72回です。
さて、今日もイチロー選手の引退会見を聞いて思ったことを書きます。
人生を賭けるほど好きなことがあるか?
イチロー選手はこう言いました。
「自分が熱中できるもの、夢中になれるものを見つけられれば、それに向かってエネルギーを注げます。子ども達には、そういうものを早く見つけてほしいなと思います。
それが見つかれば、自分の前に立ちはだかる壁に向かっていける。向かうことができると思うんですね。
それが見つけられないと壁が出てくると諦めてしまうということがあると思うので。色んなことにトライして、自分に向くか向かないかというより自分が好きなものを見つけてほしいなと思います」
自分の仕事を考えた場合、その仕事を選択した理由はなんでしょうか。
「自分に向いている仕事」「自分が活躍できそうな会社」といった視点でしょうか。まだ、やりたいことが明確に定まっていない若い人の場合は、やむを得ないかもしれません。
でも、年輪を重ねていく中で、自分が本当に好きなこと(仕事に限らず)、人生を賭けてもいい思えることに出逢って欲しいと思います。
つらくても苦しくても立ち向かえるのは、好きなことだから
本当に好きなことに邁進していても、いいことばかりでなく、躓いたり暗礁に乗り上げたりすることはあるでしょう。
そんな時は、つらくて苦しくて仕方が無いはずです。でも、自分が好きで選んだことだから、諦めずに立ち向かえるはずです。
そして、どこかに光明を見出し、そこに向かって進むことで窮状から脱することができるでしょう。
今週で最終回を迎える、NHK朝の連続テレビ小説「まんぷく」は、あのチキンラーメンやカップヌードルを開発した安藤百福氏と夫人をモデルに、氏を支え続けた夫人を主人公にストーリーが展開されました。
その過程では、主人公夫婦をこれでもか、これでもかと試練が襲いかかります。それでも主人公夫婦は、挫けそうになりながらもその試練に立ち向かい、とうとう開発に成功します。
それは、この世にまだ無い商品、人々の生活に革命を起こすような画期的な商品を開発するのだ、という強い使命感と執念があったからこそです。
そして、その根っこには新たなものを生み出す(発明する) ことが大好きな夫と、そんな夫が大好きな妻の思いがありました。
やはり、「人生を賭けるほど好きなこと」に出逢えるかどうか、が大きなポイントなんですね。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2019.3.28記)