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さて、「今日の一言メモ」第221回です。
「暑さ寒さも彼岸まで」
「暑さ寒さも彼岸まで」とは、夏の暑さも冬の寒さも、春秋の彼岸を境として次第に薄れていき、それ以後は過ごしやすくなるという言い伝えです。
「彼岸」とは、雑節の一つで、3月の春分・9月の秋分を中日とする前後三日を合わせた七日間を指します。
もともとは、この期間に行われる仏事である「彼岸会 (ひがんえ) 」のことを指していましたが、現在ではこの期間を指しています。
春分と秋分の日は昼夜の長さがほぼ等しく、気候の変わり目でもあり、この頃になると夏の暑さも冬の寒さも薄れ、過ごしやすい気候になっていくわけです。
今年も、あと100日!今年の課題を、淡々と仕上げていく!
今年は一昨日の金曜日 (2019.9.20) に「彼岸の入り」を迎えました。そして、明日 (2019.9.23) は「秋分の日」です。
数えれば、今年もあと100日となりました。いよいよ年末までカウントダウンです。
実は、今年のお正月、2019年のスタートにあたり、この1年の課題を「『相対的な欲』の断捨離を進める」と定めたのです。
平成最後の年末、大晦日のブログに、[自分の内面にある「相対的な欲」の断捨離が必要] なことに気付かされたと書きました。どういうことか要約すると次の通りです。
- 人には2つの欲があり、1つは「相対的な欲 (=1日も早く手に入れたい!)」であり、もう1つは「絶対的な欲 (=1日も早く始めたい!)」ということ
- 「相対的な欲」とは、他人との比較によって生まれた欲であり、地位や名誉、名声、金銭などに対する欲は、他人と比べて自分に不足していると感じている時に起きる
- 一方、「絶対的な欲」は、誰かと比べたからではなく、自分の中だけから自然と生まれてくるものであり、不足感は伴っていない。この欲は、単純にそれが好きだから手に入れたいし、それがやってみたいからできるようになりたいだけ
- 「計画の断捨離」を進めるためには、自分がゴールや目標として設定している事柄を客観的に見て、それらが「相対的な欲」と「絶対的な欲」のどちらから生まれたのかを確認することが必要
今年もあと100日、いよいよ第4コーナーを回って、最後の直線に差し掛かるわけです。肩の力を抜いて、今年の課題をしっかり仕上げていきたいですね。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2019.9.22記)