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さて、「今日の一言メモ」第402回です。
「ヘリコプターの日」
今日4月15日は、「ヘリコプターの日」だそうです。この記念日は、ヘリコプターの原理を考え出したレオナルド・ダ・ヴィンチの誕生日 (1452年4月15日) にちなんで制定された記念日です。
ヘリコプターの歴史を調べてみると、ヘリコプターの研究は遠く紀元前の中国の竹トンボに始まっていました。そして、15世紀に入ってから、レオナルド・ダ・ヴィンチがヘリコプターの原型を考案したそうです。
さらに、18世紀〜19世紀にかけて構想が練られますが、実際にパイロットを乗せローターを使って地上を離れたのは20世紀になってからだとか。
「ヘリコプター目線」
ヘリコプターの特徴といえば、垂直に上昇したり下降できること、そして、ホバリングといって空中の一点にとどまっていられることでしょうか。この特徴から「ヘリコプター目線」という言葉がありますね。
ぐっと上からの目線になって全体を俯瞰するだけでなく、急降下して地表すれすれでホバリングし細かいところをじっくり観察するという意味もあります。
このコロナ禍で外出を自粛し、自宅でテレワークに勤しんでいる方も多いと思いますが、普段より時間に余裕があると思います。
そんな時間に、自己を振り返り、自分自身に問いかけ、ヘリコプター目線になって広い視野からじっくり考えを巡らせ、自らの生き方を熟考するのもよいかもしれません。
充実した経験をするために働く
考えてみれと、学校を卒業すれば社会人として仕事をするわけですが、その目的はまず明日の糧を得るためにお金を稼ぐことでしょう。
一定の収入を得られるようになれば、次にもっと豊かな生活を送りたいと考え、そのために必要な物を買えるようさらに稼ぎたくなるかもしれません。
でも、現代は少し変わってきたように思います。旅行ツアーも以前は「どこに行けるか」が目的でしたが、最近では「何を経験できるか」という体験型ツアーが増えています。
仕事も、たとえ高額の報酬を示されても、拘束時間が長く付き合いたくない人種と一緒に働かねばならず、仕事の内容も魅力がなければ、御免蒙りたいのではないでしょうか。
そして、充実した経験ができて、働く時間も場所も自分の考えで主体的に選択できる仕事であれば、たとえ報酬が高くなくても魅力を感じるでしょう。ただし、その選択には一定のリスクが伴います。
なので、その選択によりもたらされる結果については、すべての責任を自分でとる覚悟が必要です。
「みんなと一緒、右へ倣え」ではなく、ほかの人とは違う一人の個人として自分の生き方に責任をもち、自分を確立していきたいですね。
このコロナ禍で過ごす時間を無駄にしないよう、アフターコロナを見据えて自分の生き方を改めて考えてみたいと思います。
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さて、今日はここまでにしましょう。
では、また!
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(2020.4.15記)