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さて、「今日の一言メモ」第414回です。
「癖ある馬に能あり」
癖のある馬の方が、他の馬とは違う特別な才能を持っていることから、癖のある人ほど、凡人とは違う能力を持っているものだという例えです。
類義として、「癖なき馬は行かず」「名馬に癖あり」という諺もあります。
身の回りにいる癖のある人
ひと癖・ふた癖ある人は、どこにもいるのではないでしょうか?そして、そういう人は大体「変人」として扱われ、あんまりお近づきになりたくない人と思われそうです。
でも、有名な作家さんや漫画家さんなど、その分野で傑出した才能を持つ人は、大体変人だったといわれています。漫画家だと、過去には、手塚治虫氏や赤塚不二夫氏など、常人には考えもつかない奇異な行動をとっていたそうです。
まあ、こうした人たちは別格としても、市井の人々のなかでも思わぬ才能を秘めている変人は多そうです。
今、用もないのに外出したり、パチンコ店にいく人は変人?
背が高い・低い、太ってる・痩せてる、男らしい・女々しい、といった見た目の違いは、いわば「個性」の違いです。身体に障害を持つ方も、それは一つの「個性」なのだ、と教えられたことがあります。
であれば、ひと癖・ふた癖あって変人と思われているのも、その人の「個性」ではないでしょうか?勿論、ひと様に迷惑をかけるような人は論外ですが。
今であれば、用もないのにフラフラ気晴らしに出かける人や、単なる暇つぶしのためにパチンコ店に行くような人は、ひと様に迷惑をかけている人物です。
「自分は大丈夫」「感染しないと思う」などという根拠のない思い込みで、無責任な行動をとる人は、自分が無症状の感染者かもしれないという想像力を働かせることもできない人たちです。
こうした人たちは、今や変人と言わざるを得ません。そして、ひと様に迷惑をかける存在としたら、変人以上の奇人扱いしなければなりません。
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さて、今日はここまでにしましょう。
では、また!
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(2020.4.29記)