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さて、「今日の一言メモ」第646回です。
「人酒を飲む、酒酒を飲む、酒人を飲む」
「人酒を飲む、酒酒を飲む、酒人を飲む」とは、酒の飲み始めは自制できるが、杯を重ねるごとに乱れ、最後には自制心をなくして乱れてしまうという意味で、酒はほどほどに飲めという戒めになっています。
酒を飲むとき、はじめは量を加減して楽しく飲むものだが、次第に酔った勢いで惰性で飲むようになり、しまいには人が酒に飲まれてしまい、正気を失ってしまうものであるということですね。
今日を忘れる酒ではなく、一日を語る酒を飲みたい
この画像は、石川県の蔵元「萬歳楽」の杜氏の言葉を書いた額です。
「一喜一献」
今日を忘れる酒は苦い 一日を語る酒は旨い
以前、金沢駅の構内にあるおでんの店「黒百合」に立ち寄ったときに、壁にかかっているこの額を見つけました。
お酒はこう飲まないといけませんね。
冬のこの時期、美味しいおでんをつつきながら、熱燗でキューといくのはたまりません。コロナ禍でなかなか出かけられませんが、地元の馴染みの店には感染予防を万全にして売り上げ協力に行かなければなりません。つぶれられたら困るので……。
美味しい料理を頂きながら、美味しいお酒を飲むのですから、いやなことや苦しいことを忘れるために飲むのではなく、楽しく語らいながら飲みたいものです。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2021.1.19記)