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さて、「今日の一言メモ」第84回です。
春バテして、ヤル気が起きない時期
今日は、寒気の襲来で気温が上がりません。朝から冷たい雨が降り続き、東京都西部では雪になるかもしれません。富士河口湖では、やっと咲いた桜の花に雪が降り積もっていました…ブルッ
20℃を優に超える5月並みの陽気が続いたと思ったらこれです。体調も狂ってしまいますね。
そういえば、この激しい寒暖差によって春バテになる人が6割以上いるようです。(こちらのサイト参照)
春バテの具体的な症状としては、「だるさ・倦怠感」「疲労感」「気分が落ち込む」「肩こり」「イライラする」が上位を占めるそうです。
中高年のひきこもりが、全国で61万人以上
ちょっと話は変わりますが、先月 (2019年3月29日)、40歳から64歳までのひきこもりが全国で推定61万人以上にのぼるという、驚くべきデータが内閣府から発表されました。
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この調査結果から、これまで行われていた15歳~39歳のひきこもり調査結果とほぼ同じパーセンテージの中高年のひきこもりがいることが分かりました。
中高年61万人以上が、ひきこもりとなったきっかけは、次の通りだそうです。
・36.2%…退職
・21.3%…人間関係
・21.3%…病気
・19.1%…職場になじめない
この結果から、退職により社会との繋がりを失い、次なるステージに移ることがうまくできなかった人が多いことが分かります。
中高年に大事なもの「きょうよう・きょういく・ちょきん」
今後ますます高齢化が進む中で、ひきこもりにならないことを含め、自己防衛はもはや必須です。
中高年が、健康的に生きるために意識したいことが「きょうよう・きょういく・ちょきん」と言われています。
ただ、「きょうよう・きょういく・ちょきん」と言っても「教養・教育・貯金」ではありません。
お金は生活する上で必要なもので、確かに貯金は必要です。でも、健康のためのものではありません。
「きょうよう」とは、「今日、する用事」。
「きょういく」とは、「今日、行くところ」。
そして「ちょきん」とは、「筋力を貯めること」。
何とも上手いことを言ったものです。
これからの時代は、高齢夫婦の死別、未婚化、そして離婚の増大などで、おひとりさま社会が到来します。誰しも、一人で生きていかなければならないことを覚悟する必要があります。
だからこそ、今日する用事、今日行くところがあれば外へ出かけるでしょうし、自立して歩くための筋力が大事になるのです。
知的好奇心と行動力を忘れずに
ずいぶん前に聞いた言葉です。
50、60、ハナ垂れ小僧。
70、80、働き盛り。
90になってお迎え来たら、
100まで来るな、と追い返せ。
なるほど、この気概を持ち、知的好奇心を失わず、「きょうよう・きょういく・ちょきん」を合言葉に、行動力を発揮していきたいですね。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2019.4.10記)