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さて、「今日の一言メモ」第531回です。
「一日三秋」
「一日三秋」(いちじつさんしゅう)とは、思慕の情が非常に強いという意味です。また、ある人や物が早く来て欲しいという情が深いことの例えでもあります。
「三秋」には、秋季の三ヶ月の意味もありますが、ここでの意味は、三度秋を迎えるということから三年を指します。
一日会わなかっただけでも、三年も会わなかったように感じることからこう表現されています。『詩経』に「一日見ざれば三秋の如し」とあるのに基づくそうです。
「一日千秋の思い」と表現されるのは、「一日三秋」が元となっています。「三秋」が「千秋」になった理由は、「三秋」よりも「千秋」の方が長い様子が伝わることや、伝わっている過程で「さん」が「せん」に変換されたためと言われています。
コロナ禍で延期せざるを得なくなったこと
今年になってコロナ禍が世界を覆い、いろいろな行動を自粛せざるを得なくなりました。旅行も延期、イベントも延期、会いたい人に会うことも自粛する日々が続きました。
自分はピンピン元気で、交通機関は普通に動いていて、その気になればどこにでも行けるのにそれを我慢せざるを得ない日々……ストレスが溜まることこの上ないでしょう。
一体、どういう状態になったら安心して動けるようになるのでしょう。処方薬やワクチンが開発されたら?新規感染者がゼロになったら?重症者数や死亡者数がゼロになったら?
正しく怖れ、正しく行動する
インフルエンザは、処方薬やワクチンがありますが、でも、日本では2018年に3,325人の方が亡くなっています。(こちらのサイト参照)
一方、新型コロナウイルスによる死亡者数は、今年の2月21日に全国で初めての死亡者が出てから9月12日までの7ヶ月近くで1,438名となっています。(こちらのサイト参照)
これらの数値から、マスコミ報道が過剰に恐怖を煽っているとする意見もあります。(こちらの記事参照)
新型コロナウイルスは、高齢者(特に70代以上)、基礎疾患のある方には怖いものであることに変わりはないと思いますが、半年以上の知見を得てレムデジビルなどによる治療法がある程度確立した今は、正しく怖れてマスクや手洗いの徹底、3密を避けるなど正しく行動すれば過度の自粛は必要ないのではないか、と思うようになってきました。
一日三秋の思いで我慢してきたことを徐々に再開する
正しく怖れて、正しく行動することを前提に、政府が推進している「Go To トラベル」や「Go To Eat」キャンペーンなども利用して、日本経済を動かしていくのも一人の消費者として重要な役割です。
そして、自分が無症状の感染者だったら……という怖れから会うことをためらっていた人にも会う機会をなんとか作っていきたいと思います。
昨日のプログ記事に書いたように、【2020年の行動指針】を「余計なものを排し、自分に正直に生き、明日死んでもいいように今日を生きること」と定めています。
もし、会いたい人に会えないまま明日死ぬようなことがあれば、死んでも死にきれない悔いを残すと思うのです。
ということで、一日三秋の思いで我慢してきたことを徐々に再開していきます。
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さて、今日はここまでにしましょう。
では、また!
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(2020.9.14記)