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さて、先日 (2016.9.12) 、地域限定で福祉や農業などの規制を緩和する「国家戦略特区」に関するシンポジウムが、都内で開催されました。
国家戦略特区シンポジウム概要
国家戦略特区は、医療・農業・都市再生・雇用など多くの分野において、いわゆる岩盤規制に突破口を開くことを目標にしてきました。
今後2年間を、第2ステージ「集中改革強化期間」として、残された岩盤規制改革を断行していくとしています。
今回のシンポジウムでは、指定自治体の首長や有識者・専門家が、これまでの取組みを報告し、これからの国家戦略特区について意見交換を行いました。
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開会挨拶で用意された資料
シンポジウムの冒頭、開会挨拶を行った山本幸三内閣府特命担当大臣 (地方創生・規制改革) は「世界で一番ビジネスのしやすい環境を整備し、地方へのアベノミクス効果の浸透を図る。規制改革が果たす役割は大きい」と表明しました。
そこで、内閣府地方創生推進事務局が作成した「国家戦略特区について」という資料がこちらです。
どうも、内閣府が作成する資料は、色遣いやレイアウトなどのセンスが今一つと感じてしまいます。
その中で、規制改革に関する区域計画の認定状況などを説明した資料が以下の通りです。
日本各地の国家戦略特区に広がっていますが、北海道には特区がないため空白になっています。なぜ特区がないのか素朴な疑問を感じますが、なんとなく寂しい感じがします。
最後に
上記資料「国家戦略特区について」P.20には、「都市公園内の保育所設置」について説明があります。
このように、現状→見直し後→効果といった内容で、規制改革について説明されたものが目に触れることはなかなかないかもしれません。
この機会に、全体で28ページに及ぶ資料に目を通してみてもいいかもしれませんね。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2016.9.14記)