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「雷記念日」
今日6月26日は、「雷記念日」だそうです。今から1093年前の930年(延長8年)6月26日に、平安京の清涼殿に落雷があり、大納言の藤原清貴が亡くなったことがその由来です。
この落雷は、政治的な策略によって太宰府に左遷され、そこで亡くなった菅原道真の祟り(たたり)であると信じられ、道真公は名誉を回復したということです。
またこの出来事により、菅原道真は雷の神「天神」と同一視されるようになったとか。
「地震・雷・火事・親父」
僕が若い頃は、「地震・雷・火事・親父」という言葉がありました。今となっては死語ですね。世の中で特に怖いとされているものを、順に並べたものとされています。
最後の「親父」はもちろん父親のことです。昔は、年長の男性によって支配される家族制度である家父長制度があり、父親の存在は絶対的なものでした。
「カミナリ親父」という言葉もあり、頑固者の親父殿がカミナリを落とす、という表現で使われていました。
最近は、そんなに怖い親父像はすっかり影を潜め、代わって「地震・雷・火事・おふくろ」などと言われているようです。
最悪の事態を想定して、対応をシミュレーションしておく
今は梅雨ですが、大気の状態が不安定になると、すぐに雷が鳴り出し、竜巻などの激しい突風が起こります。また低気圧の勢力が増して大雨を降らせることもあります。
夏から秋にかけては台風シーズンとなり、近年は必ず大きな爪痕を残していきます。そして、ここのところ地震が頻発しています。
防災セットなどの物理的な備えと共に、いざという時に慌てないよう心の備えを整えておく必要があるでしょう。まずは、最悪の事態を想定して、どう行動するか決めておくことです。
「最悪の事態を想定しておくことが、最悪を回避する最善の手段」と言われています。電気・ガス・水道などのライフラインがすべて使えなくなったら、どう生活していくかを想定し、電気もガスも水道も使わずに何日間生活できるか予行演習しておくのもいいかもしれません。
いざカセットコンロを使おうと思ったらガスボンベのストックが2〜3本しかなかったなどの不備が見つかるかもしれません。頭で考えているのと、実際にやってみるのでは大きな違いがありそうです。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2023.6.26記)