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さて、今日目に留まった故事ことわざは、「遠慮なければ近憂あり」です。
「遠慮なければ近憂あり」とは?
「遠慮」とは、将来まで見通した深い考えのことで、「近憂」とは、身近な憂い事を指します。
よって、「遠慮なければ近憂あり」とは、目先のことばかりにとらわれて、遠い将来のことを考えずにいると、近い将来必ず心配事が起きるという意味になります。
今は「不満」? 将来は「不安」?
目先のことにとらわれると、不満が募り、その「不満」を解消するために何かを変えよう、チャレンジしようとすると、その先に待ち構えているかもしれないリスクを恐れ「不安」を感じるものです。
昨日のブログでご紹介したドラッカーの言葉を再掲します。
自ら未来を作ることにはリスクが伴う。
しかし、自ら未来を作ろうとしないことのほうが
リスクが大きい。
将来のリスクを恐れ、不満を抱えたまま現状を維持し続けることは、それだけでジリ貧となるリスクが大きいでしょう。
そして、こんな言葉もあります。
「不満」は、従属性からくる感情。
「不安」は、主体性からくる感情。
やはり、自ら未来を作ろうとすることが、これからの時代は必要かと。
貴方は「不満」と「不安」、どちらを選択しますか?
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2017.7.22記)