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さて、今日目に留まった故事ことわざは、「捲土重来」です。
「捲土重来 (けんどちょうらい) 」とは?
砂ぼこりを巻き上げるごとく、すさまじい勢いで重ねてやって来るとの意味から、一度敗れた者が態勢を立て直し、再び勢力を盛り返すことを指します。
類義の言葉に「起死回生」があります。「起死」も「回生」も、死人を生き返らせるという意味で、滅びかっていたものを生き返らせること、絶望的な状態から盛り返すこと、を意味します。
可能性が1%でもあれば、それに賭けるのもアリ
愛する人が病気になって、お医者さんから回復する見込は 99%ない、と断言されたらどうしますか?
諦めますか?それとも、残り1%の奇跡に賭けますか?
1%しかない可能性に賭けるのは、常識的論理的に考えれば無謀なことかもしれませんね。
でも、助かる確率がゼロでないのならば、やはり最後まで力を尽くしたいと思うのです。
これが愛する人の命ではなく、仕事のことであれば別の考え方をするでしょう。
今のやり方では、8〜9割方うまくいかないことが明らかになれば、すぐに別のやり方を考えるべきでしょう。そのやり方に拘泥するのは得策ではありません。
仕事に対する思いなどの「あり方 (Being) 」は、そうそう変えるべきではありませんが、その思いを実現するための「やり方 (Doing) 」はいくらでも変えていいのです。
それこそ「朝令暮改」もいとわずに。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2017.7.24記)