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さて、今日目に留まった故事ことわざは、「和光同塵」です。
「和光同塵 (わこうどうじん) 」とは?
自分の才能や学徳を隠し、俗世間に交じって目立たないように生活する、という意味です。
また、仏教では仏・菩薩が知徳の光を隠して仮の姿となって、衆生を救うこととされています。
『老子』4章にある「和其光、同其塵(光を和らげてちりに交わるの意味)」がその由来です。
「光を和らげ塵に同ず」ともいうそうです。なお「和光」とは、才知の威光を和らげて隠すという意味で、「塵」とは、ちり・くずが転じて俗世間のことを指します。
和光同塵を心がけたい
まあ隠すほどの才能や学徳を持ち合わせているわけではありませんが、目の前に自慢話をする輩がいると、ついつい対抗してしまいたくなる幼稚な自分がいるわけです。
無闇にへりくだる必要もありませんが、だからといって、そんなことを張り合っても仕方がありません。
人は人、自分は自分とドンと構えて、ニコニコ笑ってやり過ごせるといいですよね。
というわけで、まだまだ修行の日々が続くわけです。(^^;
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2017.7.29記)