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さて、今日の故事ことわざは、「秋霜烈日」です。
「秋霜 (しゅうそう) 烈日 (れつじつ) 」とは?
秋の冷たい霜と、真夏の太陽はどちらも草木を枯らすほど厳しいことから、刑罰や権威などがきわめて厳しく、おごそかであることを指します。
なお、現在の検察官のバッチの形は,紅色の旭日に菊の白い花弁と金色の葉があしらってあり,昭和25年に定められました。
その形が霜と日差しの組合せに似ていることから,厳正な検事の職務とその理想像とが相まって「秋霜烈日のバッヂ」と呼ばれているそうです。
木村拓哉主演で人気シリーズとなったドラマ「HERO」にも登場して、すっかり有名になった感があります。
個人として、厳正な自己審判が必須
人間の弱さは、自分に甘くなることにも表れます。
他人に対しては厳しく接しても、自分に対してはついつい甘くなりがちです。本来、高潔さが求められる政治家でも、最近は政務活動費の私的流用や公費による海外視察の観光旅行化などが問題になっています。
社会人であれば、特に公私混同は慎まねばなりません。そう頭では分かっていても、周囲がいい加減な人間であれば、つい自分も…という誘惑に駆られることは想像に難くありません。
かくいう自分も、フリーランスの個人事業主として、例えば支出のどこまでを経費として計上するか、ついつい甘い判断に傾きがちです。
その他にも、時として「これ位なら許されるだろう…」と思ってしまう自分がいます。
そうした点について、常に厳正な「矜持」を持って過ごしていきたいと、自省の念を強く持つ次第です。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2017.9.24記)