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さて、今日の故事ことわざは、「鰯の頭も信心から」です。
「鰯 (いわし) の頭も信心から」とは?
つまらないものでも、信仰の対象となれば有り難いと思われるようになるという例えです。
鰯の頭のようなつまらない物であっても、神棚にまつって信心すれば、有り難いと思うようになることから、こう表現されています。
第三者の目からはつまらないものに見えても、信心する人にとっては尊くありがたい存在になるということです。
「信心から」は、信心次第という意味だとか。
昔、節分の夜に鰯の頭を柊の枝に刺して門口に飾っておくと、鰯の臭気が邪鬼を追い払うといわれていたことからできた言葉と言われています。
鰯の美味しい季節に
最近になって、秋空らしいイワシ雲が見られるようになってきました。
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連なった雲の様子が、鰯の大群のように見えることから、こう呼ばれるようになりました。
そして、今年の秋の魚を象徴するのが鰯になったと思います。サンマは不漁で、獲れても小さく細いものが高値で店先に並んでいます。
それに比べて、鰯は豊漁で丸々と太った姿で安く売られています。
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先日も、サンマはパスして鰯を購入。家で、生姜の煮付けと梅肉包み焼きにして貰いました。脂が乗って、とても美味しく頂きました。勿論、美味しい冷酒と共に…
さすがに、鰯の頭を神棚に供えるようなことはしませんが、美味しい秋の味覚を提供してくれたことに、とても感謝した次第です。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2017.9.25記)