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さて、今日11月21日は「世界テレビ・デー」だそうです。
「世界テレビ・デー」とは?
1996年 (平成8年) 11月21日に、国連で最初の「世界テレビフォーラム」が開催されたことを記念して、同年12月17日の国連総会で国際デーの一つとして宣言されました。
国連加盟各国は、平和・安全・経済・社会開発・文化交流の拡充等の問題に焦点を当てたテレビ番組の世界的な交流を促すことにより、この日を記念するように呼びかけられたのです。
テレビの統計
「世界テレビ・デー」にちなんで、総務省統計局のサイトでテレビの統計について見てみました。
JEITA (一般社団法人 電子情報技術産業協会) の「民生用電子機器国内出荷統計」によると、テレビの国内出荷台数は、2004年 (平成16年) まではブラウン管テレビが全体の半数以上を占めていました (平成16年:5,754千台、65.7%) 。
しかし、平成17年 (2005年) になると、液晶テレビ・プラズマテレビといった薄型テレビの出荷が伸び (液晶テレビ:4,217千台、プラズマテレビ:468千台) 、ブラウン管テレビの出荷台数はついに過半数を割りました (3,982千台、45.9%) 。
それから13年後の現在、テレビは液晶から有機へ、画面はさらに大型化し、画質も4K、8Kの時代へと進化を続けています。
テレビの視聴時間は、確実に減っている
ネットによるサービスが普及して、生でテレビを見る、あるいは録画して見る、という時間は確実に減っているようです。
テレビドラマも、昔は視聴率が30%を超える番組が結構ありましたが、最近では20%を超えるのはNHKの朝の連ドラくらいで、15%を超えれば御の字、2桁取れれば良しとされる時代です。
最終回の視聴率が40.0%を記録した「家政婦のミタ (主演 : 松嶋菜々子) 」の放映が2011年と、今から7年前でした。21世紀に放送された日本のテレビドラマでは、初の40%超えを記録しました。
以来、こんなお化け番組は登場していません。
今では、評判のドラマでも、録画などせずともネットサービスでいつでも視聴可能となり、お風呂タイムにタブレットで鑑賞、などのスタイルも定着しているようです。
既にテレビ無しでも生きていける時代に
というか、家にテレビを置かない主義の知人もいます。ニュースであれ、なんであれネットが繋がりさえすれば、どこでも情報が入手できる時代です。
これからは、一部の高機能大型テレビ以外は、固定電話と同じ運命を辿るのかもしれませんね。
今のように娯楽がなかった昭和30年代に幼少の時期を過ごした僕は、白黒テレビにかじりついてプロレス番組を見て、力道山の活躍に胸躍らせていた頃を懐かしく思い出す次第です。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2018.11.21記)