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さて、「今日の一言メモ」第40回です。
努力が実を結ばない時
生きていれば、いろいろなことが起こりますし、うまくいかないことも多いでしょう。
「よし、自分をこう変えよう！」と決意して、あれこれ努力しても一向に成果が現れず、切実な絶望感を感じることもあるかもしれません。
大きな実を結ぶことを期待して、種を蒔いて水をやっても、全然芽が出なかったらガッカリしますよね。
そういう時に、諦めてしまうか、それでも諦めずに自分が信じる道を黙々と歩き続けられるかが、その後の人生を大きく変えることになるでしょう。
芽は出ずとも、根は張っている
ずっと芽が出ないので、諦めて水をやることをやめてしまったらどうなるでしょう。きっと枯れてしまいますよね。もしかしたら、根を張っていたかもしれないのに…
なので、芽が出なくても、土の中で根が縦横無尽に広がり、後にその木がどんなに高くそして大きくなっても、揺らぐことのない根を作る最中であると信じることが大切だと思います。
諦めた一歩先に成功がある
坂本龍馬が言ったそうです。「成功は凡人が諦めなかった一歩先にある」と。
そして、かのナポレオンもこう言っています。「諦める一歩先に必ず宝がある」と。そして、「信念の力」という詩を残しています。
信念の力
もしあなたが負けると考えるなら、あなたは負ける。
もしあなたがもうダメだと考えるなら、あなたはダメになる。
もしあなたが勝ちたいと思う心の片隅でムリだと考えるなら、
あなたは絶対に勝てない。
もしあなたが失敗すると考えるなら、あなたは失敗する。
世の中を見て見ろ、
最後まで成功を願い続けた人だけが成功しているではないか。
すべては「人の心」が決めるのだ。
もしあなたが勝てると考えるなら、あなたは勝つ。
「向上したい」「自信をもちたい」と、もしあなたがそう願うなら、
あなたはそのとおりの人になる。
さあ、再出発だ。
強い人が勝つとは限らない。
すばらしい人が勝つとも限らない。
「私はできる」そう考えている人が結局は勝つのだ！
頭のいい人ほど先を読み、無駄な努力と諦める
今、NHKの朝の連続テレビ小説「まんぷく」が放映されています。日清食品の創業者であり、インスタントラーメン (カップラーメン) の開発者である安藤百福氏とその妻がモデルとなっていて、ドラマは、いよいよ佳境を迎えています。
安藤サクラさんと長谷川博己さん演じる夫婦が、何度も失敗してはどん底から立ち上がる”敗者復活戦”を繰り返した末、ついに二人は世紀の大発明へとたどりつく、人生大逆転の成功物語です。
ドラマを見ていると、よくぞここまで失敗しても諦めないものだと感服してしまいます。それほど呆れるくらい失敗の連続です。
普通、頭のいい人なら成功する確率を考え、その確率が絶望的に低いのなら、それ以上の努力は無駄と考え、さっさと諦めるはずです。
それでもドラマの主人公は、「世のため人のため、安心安全で、常温で長期保存ができて、家庭でお湯をかけるだけで美味しく食べられる即席ラーメンを、なんとしても完成させるのだ！」という一念で開発に邁進し、そんな夫を妻は信じ、献身的に尽くします。
どうやっても失敗し、挫けそうになる夫を「うまくいかないやり方を見つけたのだから、一歩前進よ！」と励まし続けたのです。なんと前向きな…
「諦める」という考え方をするのを諦める、とでも表現しましょうか。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた！
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(2019.2.16記)
