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さて、「今日の一言メモ」第151回です。
「笑う門には福来たる」
「笑う門には福来たる」とは、いつもにこやかに笑っている人の家には、自然に幸福がやって来るという意味ですね。
いつも笑い声が溢れる家には、自然に幸運が訪れる。明るく朗らかにしていれば、幸せがやってくるということです。
また、悲しいこと・苦しいことがあっても、希望を失わずにいれば幸せがやって来るということでもあります。
「門」は、家・家族の意だそうで、この言葉は『上方 (京都) いろはかるた』の一つです。
「笑い」には健康効果があることが実証されている
「笑い」が、心や体に良いということは医学的に実証されつつあり、最近では病気の予防や治療においても注目を浴びているそうです。(こちらのサイト参照)
なんでも、がん細胞や体内に侵入するウイルスなど、体に悪影響を及ぼす物質を退治してくれるのが、リンパ球の一種であるナチュラルキラー (NK) 細胞という細胞で、「笑い」がこのNK細胞を活性化して、身体の免疫力をアップしてくれるとか。
そして「笑い」には、免疫システム全体のバランスを整える効果があることも明らかになったそうです。
逆に、悲しみやストレスなどマイナスの情報を受け取ると、NK細胞の働きは鈍くなり、免疫力もパワーダウンしてしまうのです。
辛いことも悲しいことも笑い飛ばすのが健康の秘訣
参議院選挙活動も佳境に入り、街中は何かとかまびすしく「年金2,000万円問題」など、将来の不安を煽る話題が尽きません。
人間が不安を持つのは、未来に対する漠然としたものが殆どです。病気になったら…事故に遭ったら…妻(夫)に先立たれたら…収入が途絶えたら…etc,etc…
そして、その不安の9割は現実のものにならないと言います。
くよくよしだすとキリがありません。「一寸先は闇」と心得て、なんらかの備えと覚悟は必要ですが、必要以上に心配しても何の得にもなりません。
心配しすぎて健康を害しては本末転倒です。「その時はその時」と開き直って、つまんないことに悩んでいたな、とそんな自分を笑い飛ばして前に進むのが良いと思います。
また、今、辛いことや悲しいことがあって心が塞ぎ込んでいても、ある程度時間が経ったら、それはそれ、と割り切り、ま、これしきで落ち込んでいてもいかんな、と落ち込んでいた自分を笑い飛ばすくらいの元気さに戻りたいものです。
健康に大いに貢献するのであれば、大いに笑い、また、そうすることで周りの人にもきっと良い効果を及ぼすはずです。
思い出してみると、引き込まれるような素敵な笑顔の持ち主にお会いした時は、心も身体も元気になったものです。
Let’s smile!
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2019.7.8記)