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さて、「今日の一言メモ」第335回です。
「雨垂れ石を穿つ」
雨垂れ石を穿つ(あまだれいしをうがつ)とは、どんなに小さな力でも、根気よく続けていればいつか成果が得られるということの例えですね。
でも、雨が降り続けば良いのですが、乾期が続き雨が降らなくなってしまったら、石はちっとも磨り減りません。なんとか雨を降らせないといけません。
とすれば、雨が降らなくても水滴が石に落ちるように、人工降水機を作るなどの仕組みが必要です。
小さな行動に分解する工夫
昨年(2019年)現役を引退したイチロー氏の言葉は、このブログでも何回もご紹介しています。
「小さいことを積み重ねるのが、とんでもないところへ行くただひとつの道だと思っています。」
ここで大事なのは、「小さいこと」と「積み重ねる」だと思います。
先日のブログ記事「ヤル気が出ない時は、1分以内にできることに行動を分解し、続けられるだけ続けてみる」でもご紹介しましたが、仕事でもなんでも一気に片付けようとすると、難易度が高いものほど手を付けるのを躊躇してしまいます。
そんな時は、仕事であればそれを小さな作業単位に分解することです。1つの作業はできれば1分以内に終了するくらい小さく分解します。
そして、まず最初の1分間作業を終えます。そして、さらに次の1分間作業に取り組むことができるなら、次に進みます。根気が続かないなら、そこでやめます。次に進んだ後はそれを繰り返し、30分続いたら、そこでその日は終了です。
毎日積み重ねるための工夫
翌日になったら、再度小さな作業から開始します。昨日30分できたから、今日も30分はやろう、と思ってはいけません。あくまで1分間作業の積み重ねを貫きます。
僕の経験ですが、朝のルーティンに3分間読書を入れたことがあります。結構毎日できたので、欲張って倍の6分間に増やしました。順調に毎日できていましたが、249日目に記録は潰えてしまいました。どうしても時間が取れなかったのです。
ということがあり、それからは2ページ読書に切り替えました。これなら時間がない時でも続けられます。そして、時間がない時は2ページ読み終わったら文章の途中でも本を閉じます。例え文中で中断しても、翌朝であれば支障なく読み続けることができます。
時間があって興が乗れば、10ページでも20ページでも読み続けることもあります。あくまで最低2ページ読む、という習慣にしているのです。こうすると少ない時でも、1ヶ月に2〜3冊は読むことができます。
ここまで小さな習慣にすることで、読書は今日まで718日間毎朝継続できています。
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さて、今日はここまでにしましょう。
では、また!
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(2020.1.27記)