(画像出典元はこちら)
さて、二十四節気が一つ進み、今日8月23日は「処暑」です。
二十四節気の第14「処暑 (しょしょ) 」
「二十四節気」は、1年を24等分に割って24の区分が作られ、そのうちの6つずつで一つの季節を表します。
(出典 : Wikipedia)
処暑は、暑さが峠を越えて後退し始める頃とされています。厳しい暑さがピークを過ぎ、朝夕は涼しい風が吹き、山間部では早朝に白い朝露があらわれ、秋の気配が見え始める時期になります。萩の花が咲き、穀物が実る頃でもあります。
夏から秋へと移り変わる頃の空には、入道雲と巻雲や鰯雲が一緒に見えることがあり、こうした夏と秋の暑気や涼気の行き合う空を表して、「行合いの空 (ゆきあいのそら) 」というそうです。
二つの季節を同時に感じることができ、風情のある空として見る人の目を楽しませてくれます。
今日のこちらの天候は、太平洋高気圧が低気圧に入れ替わり、久しぶりの雨になるようで、最高気温も今月初めて30℃を下回りそうです。30℃未満になるのは今月初めてで、二十四節気通り厳しい暑さがピークを過ぎてくれるようです。
今後1ヶ月の気候は?
気象庁が、8月20日に発表した関東甲信地方の8月22日から9月21日までの天候見通しによると、天気は数日の周期で変わりやすく、気温は高めで、降水量は平年よりやや多くなりそうです。
(画像出典元はこちら)
これからが本格的な台風シーズン
今年は、7月に観測史上初めて台風が発生しませんでしたが、8月に入ってから去年以上の数になってきました。下表の8月は5つですが、すでに台風8号が発生していて、沖縄や九州に接近する恐れがあります。
(画像出典元はこちら)
本来は「処暑」を過ぎた頃から本格的な台風シーズンとなります。昨年のような大きな台風被害が発生しないことを祈ります。
猛暑一段落だが、残暑はまだ続きそう…
関東地方は昨日も体に堪える暑さが続き、東京都心では35度以上の猛暑日になりました。都心の猛暑日は今月10日目で、8月としては1875年の統計開始以来最多タイ記録になったそうです。
10日間天気予報を見ると、今日から猛暑は一段落してくれそうです。ミンミンミン、ジージージーと賑やかだった蝉時雨も峠を過ぎ、夕方にはヒグラシのカナカナカナという鳴き声が聞こえてきて、秋近しを思わせます。
でも、涼しげな秋まではもう少し間があります。まだ残暑が続く間、水分・塩分補給を欠かさないように気をつけましょう。
・・・・・・・
さて、今日はここまでにしますね。
ではまた!
・・・・・・・・・・・・
(2020.8.23記)