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さて、「今日の一言メモ」第744回です。
「正直は一生の宝」
「正直は一生の宝」とは、正直者は人から信頼され、それによって成功や幸福を手にすることができる。正直こそ一生を通じて大切に守るべき宝だという例えです。
今の世の中は、「正直者が馬鹿をみる」「嘘つき世渡り上手」で、嘘をつくことに長 (た) けている人ほど、世渡りが上手なのかもしれません。
正直に生きていけば、途中損をしたり、騙されたり馬鹿をみることも多いのかもしれません。
長い目で見る
去年からのコロナ禍で、営業自粛を求められてきた飲食店の対応は二つに分かれていたように思います。求めに応じて自粛するお店、そんな求めに応じずそれまで通りの営業を続けるお店。
真面目に自粛したお店が十分な補償を受けられずに経済的に困窮するのに対して、それまで通り営業を続けた店にはお客が溢れ儲かるというのは、「正直者が馬鹿を見る」典型例にも見えます。
でも、長い目で見たとき、結局人というのは、正直に・実直に生きてきた者を選ぶことになりますし、信用を勝ち得ていくことになるはずです。
「悪銭身につかず、正直の儲けは身につく」という言葉があります。
濡れ手に粟で手に入れたお金は浪費してしまい、真面目に働いて稼いだお金は、浪費せず役立つことに使うという意味です。
一攫千金を夢見ることは自由ですが、やはりお金を稼ぐのにウルトラCのショートカットなどないはずです。
嘘偽りなく、真面目に正直に生きていけば、いずれ人生の幕を引く時に胸を張れると思います。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2021.6.25記)