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【TOKYO1964】・・・昭和のオリンピックで日本の選手たちが見せてくれたドラマの数々が僕の「初心」を育んだ

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閑話休題。

東京オリンピック1964

今日は10月10日、僕たちの世代で思い出すのは、1964年(昭和39年)の東京オリンピックではないでしょうか。今から57年前の今日、第18回夏季オリンピック東京大会の開会式が行われました。

この大会は、アジア地域で初めて開催されたオリンピックでした。また、有色人種国家における史上初のオリンピックでもあったのです。

数々のレガシーが誕生した昭和30年代

このオリンピックは、第二次世界大戦の敗戦後、急速な復活を遂げた日本が、再び国際社会の中心に復帰するシンボル的な意味を持つ重要な大会でした。

この年に開通した世界最速を誇る「夢の超特急」東海道新幹線や、東名・名神高速道路と共に、当時8才だった僕の幼ない胸を踊らせるとともに、胸を張りたくなるような、ワクワクする出来事だったのです。

開会式当日の10月10日は、それこそ典型的な秋晴れ、素晴らしい青空に航空自衛隊ブルーインパルスが綺麗に五輪の輪を描いたことを鮮明に覚えています。

あのときのドラマの数々が「初心」を育んだ

昭和の東京オリンピックで各国の選手たち、特に日本の選手たちが演じた激闘、そして栄光をつかむまでの試練の数々は、その後の僕の人生を決定づける「初心」を育んでくれたように思います。

能楽で有名な世阿弥は「風姿花伝」をはじめとする多くの著作で、印象深い言葉を残していますが「初心忘るべからず」もその一つです。

「初心忘るべからず」とは、一般的には「初めの志を忘れてはならない」と言う意味で使われていますが、世阿弥が意図するところは少し違います。

世阿弥にとっての「初心」とは、新しい事態に直面した時の対処方法、すなわち、試練を乗り越えていく考え方を意味しています。

つまり、「初心を忘れるな」とは、人生の試練の時に、どうやってその試練を乗り越えていったのか、という経験を忘れるなということなのです。

あの昭和のオリンピックで感じたドラマの数々が、それからの僕の「考え方」「あり方」に大きな影響を与えてくれたのです。

・・・・・・
さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!

・・・・・・・・・・・・
(2021.10.10記)

富田 邦明

IT関係のコンサルタントをしております。
業務効率化・システム改善だけでなく、経営者視点のリスクマネジメントも同時に行い、人とテクノロジーのシナジー(相乗)効果を最大限にすること、そして、活き活きとした雰囲気で働ける環境作りを目指しています。

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