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2月4日の「立春」から4週間ちょっと経ち、すっかり春本番を思わせる今日この頃、一日の中で大きな気温差のある日々ですが、そんな今日3月5日は、二十四節気の第3「啓蟄」(けいちつ)です。
二十四節気の第3「啓蟄」
「二十四節気」は、1年を24等分に割って24の区分が作られ、そのうちの6つずつで一つの季節を表します。
(出典 : Wikipedia)
啓蟄の「啓」は「開く」、「蟄」は「虫などが土中に隠れ閉じこもる」意で、「啓蟄」で「冬籠りの虫が這い出る」(広辞苑)という意味です。春の季語にもなっています。
江戸時代に書かれた『暦便覧』には「陽気地中にうごき、ちぢまる虫、穴をひらき出ればなり」と記されています。
あと6日で、あの東日本大震災からちょうど11年が経ちますが、いよいよ春に向けて、いろんなものが動き出す日となりました。
今後1ヶ月の気候は?
気象庁が、3月3日に発表した関東甲信地方の3月5日から4月4日までの天候見通しによると、平年と同様に晴れの日が多く、気温は高めで、降水量はやや少なめになりそうです。
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桜の開花は平年より3日早くなりそう
啓蟄を過ぎると、彼岸の入りが3月18日、そして彼岸の中日となる春分が3月21日と続きます。
立春から春分の間に、その年に初めて吹く南寄り(東南東から西南西)の強い風が春一番です。気象庁は今日、関東地方に春一番が吹いたと発表しました。統計を取り始めた1951年(昭和26年)以降、最も早い記録(2月4日)だった昨年に比べて29日遅い記録となりました。(こちらの記事参照)
そして、桜の開花予想ですが、こちらのサイトによると東京では春分日の3月21日の開花が予想されており、平年は3月24日なので3日早くなりそうです。そして6日後の3月27日が満開になりそうです。平年が3月31日ですから、これも4日早くなる予想です。
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スッキリとした青空をバックに咲く桜の花を楽しみ待つ
僕が中学校に入学したのは、1968年(昭和43年)と半世紀ちょっと前ですが、確か入学式は4月8日頃で学校のフェンス沿いの桜が満開だった記憶があります。
それがいつのまにか、3月中に咲くのが当たり前になり、新年度が始まる4月1日には桜がだいぶ散っていそうです。どんどん季節感がずれていきますね。
首都圏の1都三県を含む18都道府県では、まん延防止等重点措置の解除が見送られ2週間後の3月21日まで延長になりました。一昨年・昨年に続き、今年もお花見の宴会は自粛ムードです。でも、ロシアのウクライナ侵攻が世界に影を落とす中、平和にお花見をする気にはなかなかなれません。
でも、スッキリとした青空をバックに咲く桜の花を見上げて、気持ちを盛り上げたいと思います。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2022.3.5記)