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閑話休題。
6月がスタートしました。今日6月1日は「衣更えの日」ですが、今年は5月に真夏日になったりしたので、既に夏服が大いに活躍していることでしょう。
「衣更えの日」
衣替えとは、気候に合わせて、衣服を夏服に替える日ということですね。
これは、平安時代から始まった習慣で、当時は中国の風習にならって4月1日および10月1日に夏服と冬服を着替えると定めて、これを「更衣」と言ったそうです。
しかし、天皇の着替えの役目を持つ女官の職名も更衣といい、後に天皇の寝所に奉仕する女官で女御に次ぐ者を指すようになったことから、民間では更衣とは言わず「衣替え」と言うようになったのです。
江戸時代ごろから、衣替えは6月1日と10月1日に行うようになり、明治以降の官庁・企業等もそれに従っているようです。
小さい頃の気持ちを思い出し、好きなことに打ち込む
夏服に替えるのは、もちろん涼しく過ごすためですが、涼しげな見た目も心理効果があるでしょう。
「見た目が大事」「形から入る」など、大事なのは中身だとしても、外見を整えることによって中身がついてくることは、ままあります。とすれば、夏服に着替えたら、気持ちも夏バージョンに替えるのが自然というものです。
夏のイメージといえば、いろいろありますが、例えば食べ物や飲み物だと…
うなぎ、枝豆、かき氷、スイカ、そうめん、トウモロコシ、ところてん、冷やし中華、麦茶、ラムネ…etc
行事だと…
送り火、迎え火、お盆、高校野球、七夕、夏休み、夏祭り、納涼床、花火大会、盆踊り、ラジオ体操…etc
モノやコトだと…
朝顔、団扇(うちわ)、蚊取り線香、カブトムムシ、蚊帳(かや)、行水、金魚、簾(すだれ)、扇子(せんす)、扇風機、逃げ水、打ち水、入道雲、ビアガーデン、ヒマワリ、風鈴、プール、蛍、麦わら帽子、屋形船、夕涼み、夕立ち、浴衣…etc
こうした夏の風物詩を思い浮かべると、僕はどうしても小さい頃の夏休みの出来事を思い出してしまいます。
小さい頃は外で遊んでいて日暮れが迫ってくるのも気付かず、ふと気がつくとヒグラシの「カナカナカナ」という鳴き声が聞こえてビックリしたことがよくありました。それまで時が過ぎるのを忘れて、夢中になって好きな遊びに没頭していたのです。
なので、気持ちの衣替えをするのなら、僕はあの頃の気持ちを思い出し、夢中になって好きなことに没頭したいと思うのです。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2022.6.1記)