(画像出典元はこちら)
閑話休題。
「鰯の頭も信心から」
「鰯(いわし)の頭も信心から」とは、つまらないものでも、信仰の対象となれば有り難いと思われるようになるという例えです。
鰯の頭のようなつまらない物であっても、神棚にまつって信心すれば、有り難いと思うようになることから、こう表現されています。
第三者の目からはつまらないものに見えても、信心する人にとっては尊くありがたい存在になるということです。「信心から」は、信心次第という意味です。
昔、節分の夜に鰯の頭を柊の枝に刺して門口に飾っておくと、鰯の臭気が邪鬼を追い払うと言われていたことからできた言葉と言われています。
鰯の美味しい季節に
今日は三連休の最終日。台風一過で快晴となり、青空が広がっています。薄い雲が広がっていますが秋も本番になり、もうすぐ秋空らしいイワシ雲が見られるようになるでしょう。
(画像出典元はこちら)
連なった雲の様子が、鰯の大群のように見えることから、こう呼ばれるようになりました。
そして、最近では秋の魚を象徴するのが鰯になったと思います。近年はサンマが不漁で、獲れても小さく細いものが高値で店先に並んでいます。
それに比べて、鰯は豊漁で丸々と太った姿で手軽な値段で売られています。
(画像出典元はこちら)
旬の味を満喫するために、健康を維持する
鰯の頭のようなつまらないものでも、信仰の対象となればありがたいというのは、少し鰯に失礼のような気がします。どんなものでも大切にすれば愛着も湧きますし、大事にします。
これからは鰯をはじめ「食欲の秋」を楽しめる旬の味が続々と登場します。そして、そうした旬の味を美味しく頂けるのは、健康あればこそです。
健康を害しては、どんなに高級なものであろうと美味しく頂くことはできません。なので体調管理に気をつけて健康を維持し、なんでも美味しく頂けるようにしたいと思います。
・・・・・・・
さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
・・・・・・・・・・・・
(2022.9.25記)