(画像出典元はこちら)
閑話休題。
「平安遷都の日」
今日10月22日は「平安遷都の日」です。今から1228年前の794年(延暦13年)10月22日に、桓武天皇が長岡京から山背国葛城郡宇太村の新京に移りました。
「平安京」と命名されたのは、その年の11月8日でした。「鳴くよ(794)鶯(ウグイス)、平安京」と年号を覚えたのは、中学時代だったでしょうか……。
平安遷都1100年を記念して、1895年(明治28年)に創建された平安神宮の例祭・時代祭はこの日に開催されます。
京都に住んだのは今から36年前
平安遷都の日は、すなわち京都の誕生日とも言われています。
時代祭は、東京奠都以前の京都の風俗を遡る時代行列です。葵祭、祇園祭と共に、京都三大祭りの一つですが、他の二つに比べると歴史は浅いです。
僕は、新婚時代の30歳から3年半京都に住んでいました。住まいは、市街地の西を流れる桂川から少し西に入った、桂離宮近くのマンションでした。
今思えば、そんな若い時に京都に住んだのは勿体なかったと思います。京都の歴史も文化も知識が浅いまま、仕事に明け暮れていました。今の年齢になって、京都に住むことができたらどれだけいろいろなことを学べたでしょうか。
やはり、歴史の重みや文化の深さに接するには、ある程度の年齢に達してからの方が良いと思います。
でも、京都の夏のうだるような暑さ、冬のしんしんと冷え込む寒さは、ちと遠慮したいですね。あでやかに桜の咲く頃、そして紅葉が見事な色合いを見せる頃が一番いいでしょう。
ちょうど今頃から11月下旬まで、紅葉が見事な時期を迎えます。「そうだ、京都に行こう」というCMを目にするたびに、思いは京都に馳せ参じます。
・・・・・・・
さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
・・・・・・・・・・・・
(2022.10.22記)