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人生100年時代を生きる人生戦略
大ベストセラーとなった「LIFE SHIFT（ライフ・シフト）」（by リンダ グラットン）を読み直してみました。この本は、誰もが100歳まで生きる時代の到来を予見し、新たな人生戦戦略を提示した書籍です。
出版されたのは、2016年10月ですが、今でもベストセラーリストに名を連ねています。この書籍について、Amazonでの紹介されている内容を引用してみます。
●人生はより長く、健康になる。
●スキル、知識、仲間、評判、健康、生活、友人関係、アイデンティティ、人的ネットワーク、オープンな姿勢が大事
●労働市場に存在する職種は、これから数十年で大きく入れ替わる。
●100歳になった自分が今の自分をどう見るかを考える。
●男女の役割分担が変わる。質の高いパートナー関係が必要になる。
●数十年単位での役割の調整が必要。高度な信頼関係と徹底した計画が不可欠。
●各人のアイデンティティが変わっていく。
自分をどう再創造するか
人生が、教育→就職→引退という3ステップで終わるのではなく、引退してからの「第二の人生」をどう充実させるか、ということは、だいぶ以前から議論されてきました。
それが人生100年時代を迎えると、第二の人生に留まらず、第三・第四のステージを考える必要があると、筆者は説きます。
この本の序章「100年ライフでなにが変わるか？」に、以下の文章が登場します。
人生で多くの移行を経験し、多くのステージを生きる時代には、投資を怠ってはならない。新しい役割に合わせて自分のアイデンティティを変えるための投資、新しいライフスタイルを築くための投資、新しいスキルを身につけるための投資が必要だ。
(中略)
100年ライフの恩恵の一つは、余暇時間の使い方を見直し、消費とレクリエーション（娯楽）の比重を減らして、投資とリ・クリエーション（再創造）の比重を増やせることなのかもしれない。
「再創造 （Re-creation） ＆ 第2創業」が僕のテーマ
フリーランスのITコンサルタントとして独立起業して10年余り……それまで勤めていた会社で早期退職優遇制度に手を挙げて退職したので、起業準備は十分ではありませんでした。
退職直後から1年ほど起業準備を進めました。独立するためには「できること・得意なこと」と「好きなこと・やりたいこと」を組み合わせてキャッシュ･ポイントを作ることが必要です。
そのときは、会社勤めで蓄積してきた「できること・得意なこと」をまず優先してITコンサルタントという道を選びました。それから10年余り、その選択は間違っていなかったと思います。
でも、今年になってもっと「好きなこと・やりたいこと」に重点を移して、次のステージに進みたいという気持ちが強くなってきたのです。
いわば「好きなこと・やりたいこと」を追求して、自分を「再創造 （Re-creation）」し、第2創業とでも呼べるような試みをしたいと思っています。
では、「好きなこと・やりたいこと」は何か……？ですが、ちょっと長くなってきたので明日に続けます。
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ということで、今日はここまでにしますね。
ではまた！
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（2023.3.8記）
