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閑話休題。
「城の日」の由来
今日4月6日は、「し(4)ろ(6)」の日付語呂合わせで「城の日」だそうです。この記念日は、今から32年前の1991年(平成3年)に、日本三大名城(姫路城、名古屋城、熊本城)のひとつである姫路城がある兵庫県姫路市が制定したそうです。
国宝である姫路城は、白鷺(しらさぎ)が羽を広げたような優美な姿から、白鷺城とも呼ばれていて、1993年(平成5年)12月には奈良の法隆寺とともに、日本で初の世界文化遺産となりました。
平成の大修理は、2009年(平成21年)10月に着工。昭和の大修理(1956~64年)から半世紀近くが過ぎ、約7万5000枚の瓦のふき直しや、約100トンのしっくいで壁の塗り直しなどが行われたそうです。
城を支える石垣
姫路城の石垣も実に立派ですが、どんな城でもその土台を支えているのは石垣です。
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石垣を見ていつも思うのは、重機もない時代にどうやってこれだけ見事に大きな石を積み上げることができたのだろう、ということです。多くの人力と職人達の創意工夫で成し遂げたことだろう、と感心してしまいます。
では、人を支えるのは?
では、一人の人間として生きていて、その土台を支えてくれているのは何なのでしょう。
それは、有形無形のさまざまな力でしょう。まず、親や兄弟、学校の先生、友人といった存在からさまざまなことを学び、人は成長します。
そして、成長する過程で本を読むことを覚え、その中で先人たちが残した膨大な知識と経験を読み取っていきます。読書することを「巨人の肩に乗る」と言いますね。
自分一人だけでは、到底発見できないこと、経験できないことが、書物には詰まっています。それを追体験できることを、巨人の肩に乗って周囲を見渡すことで多くのものが見えることに例えているのです。
そして、情報通信の発達により、いまや手のひらに乗るスマートフォンを持ち、スマートウォッチを腕につければ、インターネットを通じて世界に繋がることができます。
最近ではChat GTPのようなAIの進歩により、有能な専属秘書がいてくれるようなメリットを享受できます。
僕自身、今Mac・iPhone・AppleWatchを取り上げられたら、どう生活していくか途方に暮れてしまいます。僅か10年ちょっと前には、どれも使っていなかったのに、です……。
情報通信技術の進展が、今の自分のライフスタイル・ワークスタイルの根底を支えてくれていることを実感しています。
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(2023.4.6記)