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閑話休題。
さて、今日から6月。この時期としては異例に勢力の強い台風2号が日本列島に接近して、梅雨も引き連れてきたようです。関東地方では今週末にも梅雨入りするかもしれません。
「衣更えの日」
今日は「衣更えの日」です。ここ数年、4月でも夏日になる日が珍しくなくなり、ゴールデンウィーク前から夏服を着るのが当たり前になってしまいました。
そうかと思えば急に3月頃の寒さにも戻ったりもするので、夏服に完全に切り替えるわけにもいきません。衣替えの日だからとすっぱり替えるわけにもいかず、暫くは合服・夏服が重複してクローゼットにかかっている状態が続きます。
衣替えは、平安時代から始まった習慣で、当時は中国の風習にならって4月1日および10月1日に夏服と冬服を着替えると定めて、これを「更衣」と言ったそうです。
しかし、天皇の着替えの役目を持つ女官の職名も更衣といい、後に天皇の寝所に奉仕する女官で女御に次ぐ者を指すようになったので、民間では更衣とは言わず「衣替え」と言うようになったとか。
江戸時代ごろから、衣替えは6月1日と10月1日に行うようになり、明治以降の官庁・企業等もそれに従っているのだそうです。
紫陽花の花が見頃に
今日、外出先で歩道の街路樹の根元に植えられている紫陽花が、綺麗に咲いていました。
紫陽花の花を見ると、梅雨になるのだなあ、と実感します。
梅雨入りすると、一年中で一番嫌いな鬱陶しい日々が続くことになりますが、なんとか気分を盛り上げて乗り切りたいですね。
それでは、水分補給も怠りなく、明るく元気に前向きに6月を過ごして参りましょう!
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(2023.6.1記)