前回、新たに決心した「行動指針」を、当時通っていた「シゴタノ!ブログメディア道場 (以下BM道場) 」のFacebookページで思い切って報告し、そこで講師・受講者の皆さんから温かいfeedbackを頂き、2012年がとても良い年となって暮れていったことを書きました。
今回は、BM道場をはじめ、その後新しく出会ったコミュニティメンバーから受けたfeedback、そしてそれが後々strokeに発展し、様々な刺激や新たな気付きとなり、自分を変える原動力となったことを書きたいと思います。
それは、フリーランスのコンサルタントとして独立してから初めて実感する、会社員時代には意識することのなかった、とても大切で有り難いものだったのです。
フィードバック (feedback) とは?
何気なく使っているfeedbackという言葉ですが、Wikipediaでは「心理学におけるfeedback」を次のように解説しています。
「一般的に、褒める、称賛するなど効果的に作用する働きかけを正のフィードバック、けなす、否定するなど反対の働きかけとなるのが負のフィードバックと表現するケースが多いが、これは本来『フィードバック』の機能として持っている円環性や回路の意がくまれていない。 よって、上記については、正のストロークと負のストロークと表現される方が実態に即している。」
ストローク (stroke) については、この後で触れますが、いずれにしてもfeedbackには肯定的な正のものと、否定的な負のものがあるのは事実ですね。
富田の場合は、正のfeedbackはもとより、負のfeedbackも自分を反省し成長させるために、感謝して受け止めるようにしていますが、それでも誹謗中傷はもとより単なる批判でも、ついついムカッときてしまいます。修行が足りませんかね・・・(^^;
独立して受けにくくなったfeedback
2012年春に独立してから暫くして、会社員時代と全く異なる感覚に襲われました。孤独感や孤立感とも違った独特の感覚です。
色々考えたのですが、どうも会社員時代にあった何気ないfeedbackがなくなったことが原因だと思い至りました。
例えば、会社に行けば「おはよう!」と挨拶する、自分が落としてしまった消しゴムを机を並べた同僚が拾ってくれて「サンキュッ!」と軽く礼を言う、こんなさり気ないやり取りがなくなっていたことが原因のようです。
幼稚園から大学を卒業するまで17年の学生生活、そして就職してからの33年間、合計50年を経て、どこの組織にも属さない身分になって初めて味わう感覚でした。
どこか平衡感覚を失っているような日々が続きました。
全く違う交友関係の広がりで得たfeedback
その後、全ては「ブログを開設しよう!」という決心から変わったように思います。2012年10月、富田のブログ師匠であるjMatsuzaki氏が講師を務めた「WordPressブログ構築セミナー」を受講して、その日のうちにブログを開設しました。
開設したはいいものの、どのような内容を軸にしてブログをアップしたらいいのか途方に暮れて、ここから自分探しの旅に出ます。
何かのキッカケになれば、と様々なセミナーやカンファレンスに参加するうちに、懇親会やオフ会を通じて会社員時代では触れ合えなかったであろう様々な人々との出会いに恵まれます。
そして、これまで書いてきたように、BM道場に入門します。BM道場では講師陣やスタッフが、ネット上でブログの内容について良ければ褒めてくれる、改善した方がいい所は様々な指摘や気付きやアドバイスをfeedbackしてくれる、そしてFacebookグループページでは雑談を含めた色々なコミュニケーションを図ってくれる、等あの手この手でfeedbackを行う手法が用意されていました。
feedbackの重要性に改めて気付いた瞬間でした。「人は評価される方向に動く」という言葉があります。また「人は褒められて育つ」という言葉も、ある意味普遍性を持つ言葉のように思います。
大変単純な富田は「よく書けてます」とブログを褒められただけで、すぐ木に登ってしまいます。(^^;
短い一言でもそれだけのインパクトがあるのです。
すると今度は、そうした正のfeedbackを自分は関わった人にきちんとしているだろうか?最も身近な存在である家族や友人に対してもきちんとfeedbackしているだろうか?という反省が頭をもたげてきました・・・
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さて、今日も長くなってきたので、ここまでにしましょう。続きは次回にて。
ではまた!(^_^)
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(2014.1.19記)