冷え込みが続いた週末の金曜日、土曜日と続けて都内でミーティングをして、昨日の日曜日は最後のお花見に行こうと計画していました。
ところが、午後から一天にわかにかき曇り、雷鳴がとどろき雨が降ってきて、お花見は断念することにしました。
そこで、フリーランスの身であることを活用して、日曜日を事務作業の日とし、幸いアポのない月曜日が朝から気持ちよく晴れる予報だったので、お花見を一日ずらすことにしました。
久しぶりに綺麗な日没!
というわけで、昨日の夕方は、自宅仕事場で仕事に専念していたわけですが、ふと気付くと綺麗に晴れ渡っているではありませんか。
そこで、西の空を見やると、まさに陽が沈まんとしています。
急いでミラーレス一眼に望遠レンズを付けて、日没の瞬間を撮り続けました。そして、久しぶりに9連写の日没を撮ることができたのです。
自宅マンションのベランダは、正面に富士山が見えます。年の暮れの頃は、富士山のかなり左側に陽が沈みます。
昨日は、富士山の相当右側に沈みました。リビングのガラス窓の左側に位置しないと、陽が沈む場所が見えないほどです。
頭では、理屈では分かっている太陽に対する地球の軌道ですが、こうして日没の位置を確認する時が一番身体で実感する時かもしれません。
そして考えたこと…
歳を重ねてくると、どんどん頭で分かったつもりになったことが増えてきます。そして、実際に経験することなく、その事の軽重や善悪、リスクの大小を理屈で判断するようになってしまいます。
それをこうした自然現象を目の当たりにすると、やっぱりきちんと自分の目で見て、耳で聴いて、手で触って、臭いを嗅いで、舐めてみないといかんなぁ、と改めて感じた次第です。
ともすれば、ついつい頭だけで「できない」理由を考えそうになる自分がいます。
でも、実際に経験することを怖れず、どうすれば「できる」ようになるか、考え続けることが大事だよね、と思った日没の一時なのでした。
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さて、今日はここまで。
ではまた!(^_^)
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(2014.4.7記)