さて、今日は「博士の日」だそうです。
「博士の日」の由来
今から127年前の1888年 (明治21年) 5月7日に、植物学者の伊藤圭介・数学者の菊池大麓・物理学者の山川健次郎ら25人に、日本初の博士号が授与されたことを記念した日です。
ただし、当時は論文の提出による博士号ではなく教育への貢献を評価されたもので、名誉博士的なものだったそうです。
論文による本格的な博士が生まれたのは、それから3年後。また、当時は博士の上に大博士の学位があったそうですが、該当者がなく1898年 (明治31年) に廃止されたとか。
「博士の日」に思うこと
昔は、とても出来の良い子どもを「神童」と呼んで、「末は、博士か大臣か」などとよく言われていました。
今では、死語ですかね…
小さい頃、もっとも身近に感じた博士といえば、「鉄腕アトム」に登場するお茶の水博士でしたね。
独特の風貌はとても親しみやすく、またアトムの良き理解者であり指導者として、幼な心に尊敬したものです。
今でも「博士」という言葉には畏敬の念を感じるのは、お茶の水博士のおかげかもしれません。
これからも、いろいろな分野の博士に活躍してもらって、より良き日本を作っていくと共に、ノーベル賞の受賞者も輩出してほしいと思う「博士の日」の朝なのでした。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2015.5.7記)