さて、今日は七夕ですが「世界遺産の日」でもあるそうです。
「世界遺産の日」の由来
2005年3月に制定された「世界遺産条例」で定められた記念日です。
今から11年前の2004年7月7日に、紀伊山地の霊場と参詣道が世界遺産に登録されたことがその由来です。
「世界遺産の日」に思うこと
いろいろと紆余曲折がありましたが、「明治日本の産業革命遺産」が世界遺産に登録されることになりました。
ドイツで開かれているユネスコの世界遺産委員会で、福岡県の八幡製鐵所や長崎県の三菱長崎造船所など、8つの県の23の資産で構成する「明治日本の産業革命遺産」を世界遺産に登録することが決まったわけです。いやぁ、良かったですね。
そして、「世界遺産の日」の由来となった紀伊山地の霊場と参詣道ですが、今から4年前の春、あの東日本大震災の直後になりますが、熊野古道を歩き、熊野本宮大社にお参りに行きました。
震災前から予定していた通りに、足を踏み入れたわけですが、復興祈願の旅となったわけです。
それにしても、道すがら古くからの歴史に思いを馳せて圧倒される思いがしました。
日本人の信仰は、さまざまな土地に深く根ざしたものとして生き続けています。
若い頃は大した興味がなかったわけですが、その霊気を肌でまざまざと感じるようになって、厳粛な気持ちになりました。
・・・というわけで、これからもいろいろな土地でそうした霊気を感じたいと思った「世界遺産の日」の朝なのでした。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2015.7.7記)