さて、今日は「チンチン電車の日」だそうです。
「チンチン電車の日」の由来
今から112年前の1903年8月22日に、東京電車鉄道の路面電車が営業を開始し、東京で初めて路面電車 (チンチン電車) が走ったことを記念して制定されました。
「チンチン電車」とは、運転手と車掌の間の合図に、紐を引いて鐘を「チンチン」
なお、この日とは別に6月10日が「路面電車の日」となっているそうです。
次の画像は、銀座四丁目の交差点を走る路面電車です。
「チンチン電車の日」に思うこと
最近、仕事で富山に行く機会が多いのですが、ご存知の通り北陸新幹線の開業で富山もぐっと近くなりました。東京から最短2時間8分で行くことができます。
その富山の新幹線駅に、路面電車が乗り入れていることはご存知でしょうか?
冒頭の画像は、新幹線駅改札口すぐ前の乗り場から発車した路面電車です。
公共交通を軸としたコンパクトな町を目指す富山市は、2006年にポートラム (富山ライトレール) 、2009年に市内環状線のセントラムというLRT (次世代型路面電車システム) を導入し、一定の成功を収めました。
2011年に環境未来都市にも選ばれるきっかけとなったこの次世代型路面電車ですが、リニューアルした北陸新幹線の富山駅に新駅が設けられ、乗り入れがスタートしたのです。
さらに将来的には、駅北側のポートラムとも連結し、駅を南北に路面電車で通過できるようになるそうです。
こうした新幹線駅と路面電車の接続は日本で初めての試みだとか。
富山に訪れたその足で路面電車に乗り、市街地へと足を運んだり、帰りの新幹線の待ち時間に、ちょっと市街地まで足を伸ばすといった楽しみ方も可能ですね。
大きなコインロッカーも用意されているので、荷物を預けて町を一周してみてはどうでしょう?
運賃は、大人200円、子ども100円です。
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さて、今日はここまでにしますね。
ではまた!
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(2015.8.22記)