Challenge Next Stage 〜目指せ!出版への道〜

サッカー男子日本代表ロシアW杯出場へのターニングポイントとなった試合にして欲しい!

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閑話休題。

さて、昨日は、2018年W杯ロシア大会のアジア最終予選 (Road to Russia) の折り返しとなるサウジアラビア戦でした。まずは、2-1で勝利、勝ち点3をゲットし良かったです。

そして、今日は、奇しくも今から19年前 (1997年11月16日) に、サッカー男子日本代表が、1998年W杯・フランス大会本戦出場をかけたアジア第3代表決定戦に勝利し、初出場を決めた日です。

ジョホールバルの歓喜

この日の試合は、生涯忘れないでしょう。宿敵イランとの決戦は、同点の延長に持ち込まれ、最後は岡野選手の劇的なゴールで勝利を手にしました。最後は興奮のあまり、血圧はきっと200を超えていたと思います。(^^;

そして、この劇的な試合は、決戦の地がマレーシアのジョホールバルだったことから「ジョホールバルの歓喜」と呼ばれるようになりました。

1998年W杯フランス大会のアジア地区の出場枠は3.5。アジア最終予選は、10チームがA・B組の2組に分かれ、それぞれホーム&アウェー方式にてリーグ戦を行い、まず各組1位の2ヵ国が本大会出場権を獲得します。

次に、各組2位同士で第3代表決定戦を行い、この勝者が3番目の本大会出場権を獲得、敗者はアジア4位としてオセアニア1位との大陸間プレーオフに回ることになっていました。

日本代表はB組2位となり、A組2位のイランと3番目の本大会出場権を賭けて戦ったわけです。

試合はもつれて、2-2のまま後半が終了、ゴールデンゴール方式の延長に突入しました。そしてPK戦になるのか、と思われた延長後半、それまでゴールを外しまくっていた岡野雅行選手が劇的な決勝ゴールをあげたのです。

当時の代表監督だった岡田武史監督をはじめスタッフ・ベンチメンバーが一斉にピッチへ飛び出し、ヒーローの岡野選手をもみくちゃにしたシーンは今でも脳裏に焼き付いています。

YouTubeにアップされている映像です。劇的なゴールシーンは6分過ぎに訪れます。

長い長いチャレンジの末に

手に汗握るシーソーゲームの末に、日本はこの劇的なVゴールで悲願のW杯本戦初出場を決めたわけですが、過去には1954年のW杯スイス大会予選に参加して以来43年目、10回目の挑戦での悲願達成でした。

その前の大会である、1994年W杯アメリカ大会・アジア地区最終予選の最終戦では、試合終了間際のロスタイムに対戦相手イラク代表の同点ゴールが決まり、日本のW杯初出場が確定するまでわずかな時間を残すだけの状況から、一転して予選敗退が決まった「ドーハの悲劇」がありました。

W杯出場に向けて、何世代もにわたる監督・スタッフ・選手達がその悲願を受け継ぎ、見えない場所で練習を繰り返し、何度も悔し涙を流しながら、とうとう本戦出場を果たしたわけです。

アジア最終予選のターニングポイントとして欲しい

昨日のサウジアラビア戦は、引き分け以下でハリルホジッチ監督が解任か、という報道もされるほど背水の陣でした。

本田・香川・岡崎といった、これまで不動の主軸だった選手を先発から外し、思いきって若手を起用したハリルホジッチ監督の采配により、これまで見られなかった試合展開が繰り広げられました。

そして、後半には本田・香川が出場し、決勝点は、本田が起点となり、先発の長友がサイドから切れ込みクロスを蹴り込み、香川の絶妙なアシストで原口元気選手が代表4試合連続得点 (史上初) となるゴールを決めるという痺れる展開となりました。

そして、日本−サウジアラビア戦終了後、オーストラリアがタイと引き分けた (予想外!) 結果、日本は、最終予選グループBでサウジアラビアと勝ち点10で並び、得失点差で2位につけています。

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全10試合のうち、5試合を終了したわけで、これで振り出しに戻った感があります。

というわけで、是非、昨日のサウジアラビア戦をターニングポイントにして、2017年は新生日本代表に生まれ変わり、残りの5試合を戦いきり、見事ロシアW杯本戦出場のキップを手にして欲しいと思います。

・・・・・・・
さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
 
 
・・・・・・・・・・・・
(2016.11.16記)

富田 邦明

IT関係のコンサルタントをしております。
業務効率化・システム改善だけでなく、経営者視点のリスクマネジメントも同時に行い、人とテクノロジーのシナジー(相乗)効果を最大限にすること、そして、活き活きとした雰囲気で働ける環境作りを目指しています。

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人生のセカンドステージを、ポジティブ&アクティブに過ごすことを目指して、アラカン(アカウンド還暦)世代の筆者が思いを綴るブログ。
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