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さて、今日も日めくりカレンダーの「格言」からです。
「急いては事を仕損じる」とは?
何事も焦ってやると失敗しがちだから、急ぐときほど落ち着いて行動せよ、という戒めですね。
物事は焦ってすればするほど、冷静沈着に出来なくなるものだから、焦っている時ほどじっくり落ち着き、考えて対処せよということです。
類義の言葉に「慌てる乞食は貰いが少ない」「急がば回れ」「短気は損気」「待てば海路の日和あり」などがあります。
「先んずれば人を制す」「善は急げ」とも言うが?
さて、善は急ぐべきでしょうか。それとも、待って海路の日和を期待すべきでしょうか。
ポイントは、その時の精神状態にあるかもしれませんね。
例えば、バーゲンで「半額の品は、残り◯品!」などと煽られると、買わなきゃいけないような気がして買ってみたものの、後で冷静に考えると要らない物まで買っていたとか。
Amazonのタイムセールで、「あと◯分」とか表示されると、迷っているのについポチしてしまうみたいな。
こんな時は、「急いては事をし損じる」と心の中で唱えるのが良さそうです。
とはいえ、いつもじっくり構えていると、本当のチャンスを逃すこともありそうです。
「チャンスの女神には前髪しかない」という言葉があります。女神が通り過ぎてしまったことに気づいても、後ろ髪がないので、もう掴めないというわけです。
要するに、焦ったり頭に血が上っている状態で決断するは凶、冷静沈着な精神状態の時に即断即決するが吉、ということでしょうか。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2017.6.26記)