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さて、今日の故事ことわざは、「舌は禍の根」です。
「舌は禍の根 (わざわいのね) 」とは?
不用意に発する言葉は、災いを招くものだから、おしゃべりは慎めという戒めです。
ここでいう「舌」は、しゃべること、弁舌の意で、広言や多弁は災難を招く元となることが多いので、慎むべきだということわざの一つです。
一言で、流れががらりと変わる
一般的には、「口は災いの元」と言うことが多いでしょうか。また、「口は禍の門」という言い方もありますね。
しゃべったり、演説したりすることのプロとも言える政治家も、たった一言で風向きが変わることがあります。
小池東京都知事も、衆議院総選挙に際して「希望の党」を起ち上げ、その過程で「排除」という強い言い方をしたために、独裁のイメージを与え、それが一気に流れを変えた、とも言われています。怖いですね。
常に、冷静・謙虚な心持ちを忘れずに
かといって、口にチャックをしたら仕事になりませんし…その点、衆議院総選挙の過程で際立ったのは、小泉進次郎氏の弁舌でしょうか。あの瞬時に受け答えする内容、反射神経の鋭さには舌を巻きました。
小池氏も、瞬時の受け答え能力には、高いものがあったはずですが、何がそうさせたのでしょうか。
やはり、その時の「心持ち」が反映したのでしょう。
我々も、常に冷静に、謙虚な心持ちを忘れず対処しないと、思わぬ発言をして墓穴を掘ってしまいそうです。
その点、十分に気をつけて過ごしていきたいと思っています。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2017.11.18記)