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さて、今日の故事ことわざは、「忍の一字は衆妙の門」です。
「忍の一字は衆妙 (しゅうみょう) の門」とは?
耐え忍ぶことを身につければ、どんなことでも成功のもとになるという例えです。
忍耐の「忍」の一字が精神を常に持つことが、あらゆることを行う上での出発点であり、それが成功に繋がるという意味です。
「衆妙の門」とは、全てのすぐれた道理の入り口のことを指しています。
今年の漢字は何が選ばれるか?
さて、今日12月12日は、「いい (1) じ (2) いち (1) じ (2) 」(いい字一字) の日付語呂合わせから、「漢字の日 」になりました。
日本漢字能力検定協会が 1995年 (平成7年) に制定した記念日で、毎年その年の世相を象徴する「今年を表現する漢字 (今年の漢字) 」を全国から募集し、この日の14時に京都市の清水寺で発表されます。
去年 (2016年) は、リオ・オリンピックで日本勢が合計12個の金メダルを獲得したことから「金」が選ばれました。
さて、今年はどの字が選ばれるでしょうか?
巷では、浅田真央さんや安室奈美恵さん、宮里藍選手の引退発表、SMAP稲垣さん、草彅さん、香取さんの退社、天皇陛下の退位問題などから「退」、芸能人や政治家など後を絶たない不倫問題から「倫」などの候補が取り沙汰されていますが、さて、どうなるでしょうか?
「忍」はどの年であっても大事
それはともかく、忍耐の「忍」の一字は、どの年であっても大事な字ですね。
ただ、つらいこと、苦しいことを、ひたすら耐え忍ぶということではなく、前向きの努力を継続していくことも「忍」が必要なことです。
何事も、粘り強く継続していきたいですね。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2017.12.12記)