(画像出典元はこちら)
さて、今日の故事ことわざは、「住めば都」です。
「住めば都 (みやこ) 」とは?
どんなに辺鄙な場所であっても、住み慣れれば都と同じように便利で住み心地が良いということの例えです。
「都」は、政治や経済・文化の中心となる、住みやすい場所の意味です。
これまでの人生で腰を落ち着けて暮らしたのは、東京の実家と大阪、京都、そして3箇所ほど引っ越しましたが橫浜周辺です。
実家以外に住んだところも、確かに住めば都だったと実感しています。
「古都京都の文化財」が、世界遺産に登録された日
そんな今まで住んだ地域の一つ、京都ですが、今から23年前の今日 (1994年12月15日)、清水寺・平等院などの「古都京都の文化財」が世界遺産に登録されました。
古都京都の文化財は、京都府京都市・宇治市、滋賀県大津市の17か所の寺社で構成されるユネスコの世界文化遺産です。
世界遺産としては、日本で5番目の登録でした。よく間違われるようですが、京都市自体は世界遺産ではありません。
確かに文化を感じる古都
京都市内というと、東の鴨川、西の桂川、北は三条通、南は八条通に挟まれたあたりを指している、というのが僕の感覚です。
僕が住んでいたのは、桂川の西側で桂離宮からほど近い場所なので、市内から外れた位置ですね。
でも、市内から外れたところでも、由緒ある寺社仏閣は多く、また竹林などもあり、そうした独特の文化の香りが漂っていました。
桂には、結婚直後から3年半ほど住んだのですが、なにせ30代そこそこだったので、そこに住める貴重さについて認識が浅かったのが残念です。
今であれば、もっと歴史を紐解いて、さまざまな場所に赴けたのにと思います。あの当時は、住んでいるといつでも行けるや、という感じでしたからね。
ただ、盆地気候特有の夏の暑さと冬の寒さには辟易しました。なので、できれば春の桜と秋の紅葉の頃だけ、また住んでみたいと贅沢なことを考えているのでした…(^^;
・・・・・・・
さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
・・・・・・・・・・・・
(2017.12.15記)