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さて、今日の故事ことわざは、「弘法筆を選ばず」です。
「弘法 (こうぼう) 筆を選ばず」とは？
本当の名人は、道具の善し悪しなど問題にしないという例えですね。
能書家の弘法大師は、どんな筆であっても立派に書くことから、その道の名人や達人と呼ばれるような人は、道具や材料のことをとやかく言わず、見事に使いこなすということを意味します。
下手な者が、道具や材料のせいにするのを戒めた言葉です。
今日は「鞴祭 (ふいごまつり) の日 」
鞴祭は、旧暦11月8日に行われる、鍛冶・鋳物などの金属加工にたずさわる人たちの祭りです。
鞴は、昔の金属の精鉄や加工には欠くことのできない、火をおこすための送風装置です。
この祭りの日には、仕事を休み、鞴を清めて、注連縄 (しめなわ) を張り、穀物や肴などを備え、鞴の神や守護神の稲荷神を拝む行事が行われています。
現代の高度化されたITツールは選ぶ必要がある
職人さんの世界では、昔から道具を大切にする行事がたくさんありますね。
日々の糧を得る大切な道具ですから、当然といえば当然ですが、ホワイトカラーの世界ではそれほど大切に扱われる道具はなかなかありません。
現代では、例えばイチローがバットやグローブを大切に磨き上げていることが有名になりました。
僕の場合は、ITコンサルタントという仕事柄もあって、ITツールはとても大切な商売道具です。
この画像は、自宅仕事場のものですが、この仕事場にいる時は、専らiMac27 5K (LATE2015) をベースにあれこれやってます。
出先や出張先のノマドワークには、MacBook (12インチ) が欠かせません。1kgを切るスリムな筐体は、いついかなる時でも役に立ってくれる相棒です。
そして、タブレットは iPad Pro 10.5 、スマホはiPhone X を活用しています。
iMac 以外は、全て今年買い替えたものです。ITツール、特にバッテリ駆動のものは1年以上経つと、どうしてもバッテリが弱ってきます。そして、OSのアップデートにより動作が鈍くなってきます。
それなりの出費になりますが、使用時間の長さと処理スピードは、仕事をする上で何より大切なので、必要な投資と割り切っているのです。
みんな、毎朝ホコリを払い綺麗にしてあげてから使うことにしていますが、年末に向けて更に入念に磨き上げてあげようと思っています。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた！
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(2017.12.18記)
