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さて、今日4月2日は、本に関係した記念日が2つあります。「国際子どもの本の日」と「図書館開設記念日」です。
そんな日に、本を読む習慣について考えてみました。
本に関係した記念日
まず、「国際子どもの本の日」ですが、これは4月2日が、デンマークの童話作家・アンデルセンの誕生日であることから、1996年(平成8年)に日本国際児童図書評議会などが制定した記念日です。
もう1つの「図書館開設記念日」ですが、これは1872年 (明治5年) のこの日に、我が国初の官立公共図書館で帝国図書館の前身である書籍館(しょじゃくかん) が東京・湯島に開設されたことを記念して制定されたものです。
(画像は「国際友好記念図書館(門司港)」出典元はこちら)
挫折しがちな、本を毎日読む習慣
本を毎日読む習慣を付けようと、ずっと頑張ってきました。でも、忙しさに紛れ、毎日本を読むことがなかなかできずにいました。
フリーランスのITコンサルタントという仕事柄、決まった時間に通勤するわけではないので、電車の中で読書というわけにもいきません。
移動の隙間時間に、iPhoneのKindleアプリで読書すればいいのですが、ついついSNSを眺めたり、電車やバスの座席に座れると、MacBookを広げて仕事関係の資料に目を通してしまったりします。
昨年は、朝の6分間を読書にあてようと試み、これなら毎日続けられるだろうと思ったのですが、8ヶ月ちょっとで途切れてしまいました。
たった6分間でも、ついに「時間がない」という事態が訪れたのです。
ばかばかしいほど小さな目標をたてる
そんな時に目にしたのが、友人であり僕のブログの師匠でもある大橋悦夫さんが「シゴタノ!」というサイトにアップした『「小さな習慣」なら今日からすぐに始められるし、無理なく毎日ずっと続けられる』という記事でした。
大橋さんは『小さな習慣』という本から啓示を受けて、この記事を書いたそうです。
この本の著者は、冒頭で「汗をかきながら不快な思いをして30分の筋トレをする代わりに、腕立て伏せを1回だけするのはどうだろう?」と問いかけます。
そして著者は、実際に葛藤しつつも、とにかくこの「1回だけ腕立て伏せ」を続けた結果、「スポーツジムでの30分の筋トレ」にまで辿り着いたというのです。
そして、大橋さんは実際に「今日は時間がないからパス!」と先送りしがちな習慣たちを、「2ページだけ」とか「1回だけ」と限定することで、そそくさと取り組めるようになったそうです。
これを読んで早速、挫折した「6分間読書」を「2ページ読書」に切り替えました。
すると、どうでしょう。今年の2月9日から今日まで53日間無理なく継続できています。
机のすぐ手の届くところに、新書版の紙の本を置いています。こうすると本をすぐに手に取って、栞を挟んだページを開き、右ページから左ページに目を通し、ページをめくって栞を挟み直して本を閉じるまで、実に短時間で完了します。Kindleアプリを起ち上げるより早いです。
中途半端なところで文章が切れても、関係なく本を閉じます。またすぐ翌日の朝に続きを読むので問題ありません。
もちろん興が乗って時間があれば、読み進めることもあります。
こうして目標を小さく小さくすることで、無理なく問題なく習慣化が進められました。
「ばかばかしいほど小さな目標をたてる」、お薦めです。
小さいことを積み重ねるのが、
とんでもないところへ行く
ただひとつの道だと思っています。
(by イチロー選手)
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2018.4.2記)