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【梅雨前線と台風】・・・影響し合う二つの力は「相乗効果」でプラスに働いて欲しい

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(画像出典元はこちら)

さて、今日6月11日は、台風5号の接近と共に太平洋側では大雨になっています。

台風が梅雨前線を刺激して大雨になるのはなぜ?

前線は、暖かい空気と冷たい空気が接するところに発生します。またもう少し広い意味では、性質の異なる2つの空気の塊(例えば湿った空気と乾いた空気)が接するところも前線になるそうです。

前線付近では温度差が大きいことから、暖かい空気が寒い空気の上に上昇しやすくなり、この上昇気流が雲を発生させます。したがって、前線付近では一般に天気が悪く、雲が発生しやすく雨が降りやすいのです。

また、こうした前線が停滞する場合(停滞前線)、例えば梅雨前線や秋雨前線などでは、同じ場所で長い時間にわたって雨が降りやすい状況が続くため、大雨による災害が起きやすい状況となります。

このように前線が停滞して大雨となっているところに、さらに南の海上から台風が近付いてくると、台風の周囲を吹く強い風によって、暖かく湿った空気が北に運ばれてきます。

いわば台風が、南から北へ空気を送風しているような状態になります。すると、その風が前線に到達し、そこで上昇する空気も、より暖かく湿った空気になるので、雲もより多くの水分を含み雨の量も増加するのです。

これが、「台風が前線を刺激して大雨になる」といわれる状況です。

相乗効果はプラスに働くこと

台風が梅雨前線を刺激して大雨を降らせるようなことを、なんと表したら良いのでしょうか?マイナスの相乗効果?

本来、相乗効果とは、「ある人や物事が他と組み合わさることによって、単体で得られる以上の効果を上げること」ですから、プラスの意味でしか使われないですかね。

まあ、いずれにしても大雨を降らせるのは有り難くないことなので「余計なお世話」とでも言っておきますか。

相乗効果を人に例えていえば、才能ある学生に教え方が素晴らしい先生がついてくれたら、大きな相乗効果が生まれると思います。才能だけでもダメだし、教え方がうまいだけでも限界があるでしょう。

やはり、一期一会を大切にして、そうした出会いに恵まれることが大切であるな、と梅雨前線に台風が接近した日に思うのでした。

・・・・・・・
さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!

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(2018.6.11記)

富田 邦明

IT関係のコンサルタントをしております。
業務効率化・システム改善だけでなく、経営者視点のリスクマネジメントも同時に行い、人とテクノロジーのシナジー(相乗)効果を最大限にすること、そして、活き活きとした雰囲気で働ける環境作りを目指しています。

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