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さて、今日12月17日は「介護保険法公布日」です。
「介護保険法公布日」とは?
今から21年前の1997年12月17日に、日本で介護保険法が公布され、2000年4月1日から施行されました。
介護保険とは?
誰しもいつかは死を迎えます。これは、万人に共通したことで例外はありません。
そして高齢化が進む中で、多くの方がいずれお世話になるのが介護保険です。
日本では、昔は大家族を中心に家族で高齢者を支えるのが当たり前でした。それが、核家族化が進み、家族に頼れないお年寄りが増え、公的年金や医療保険とは別に、社会全体で高齢者を支える仕組みが必要になったのです。
介護分野については、 厚生労働大臣の諮問機関である社会保障審議会 (介護保険部会) が、今年の7月に纏めた「介護分野の最近の動向等について」が参考になります。
介護保険のお世話になるには、要介護認定手続きを経て、要支援1〜2・要介護1〜5という要介護度の認定を受けなければいけません。
下のグラフは、2000年(平成12年)〜2017年(平成29年)の17年間の「要介護度別認定者数の推移」について示したものです。
要介護 (要支援) の認定者数は、この17年間で2.9倍になり、要介護度が低いほど増え方が顕著であることが分かります。
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いかに健康寿命を延ばすか
セーフティネットとしての介護保険は必要な存在ですが、いかに介護保険のお世話にならないようにするか、という個人の努力はもっと必要です。
男性の平均寿命も80歳を超え、どんどん100年ライフの時代が近づいています。
でも、どんなに寿命が延びても病院や老人施設が超高齢者で溢れかえるようでは幸せとは言えません。
大事なのは健康寿命ですよね。いろんなチューブに繋がれて、延命治療を受けて寿命を伸ばすより、自らの意思で生き方を選択できる健康寿命が大切だと思うのです。
それには健康を大切にするのはもちろんですが、やり甲斐のある仕事を持ち、ひと様のお役に立つこと、感謝される仕事をすることが重要なキーになると考えています。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2018.12.17記)