(画像出典元はこちら)
さて、「今日の一言メモ」第14回です。
拘留中の村木厚子氏を支えた言葉
今朝テレビでたまたまNHKの「あさイチ」を見ていたら、元厚生労働省事務次官の村木厚子氏が出演していました。
村木氏は、厚生労働省に勤務していた課長時代に、自称障害者団体「凛の会」に偽の障害者団体証明書を発行し、不正に郵便料金を安くダイレクトメールを発送させたとして、2009年6月、大阪地検特捜部により逮捕・起訴されました。
その後5ヶ月に及ぶ拘留期間を経て保釈が認められ、2010年9月に無罪が確定します。その時は、担当検事が押収物を改竄して証拠品としていた事が発覚し、担当検察官3人が被疑者として逮捕されるという異例の事態となりました。
その5ヶ月に及ぶ拘留期間に村木氏は、150冊に及ぶ書籍を読破したそうですが、そのうちの1冊が「一日一生」(天台宗大阿闍梨 酒井 雄哉 著) だったそうです。
著者の酒井雄哉氏は、とても偉いお坊様で、なんとあの比叡山・千日回峰行を2度も満行したという凄い方です。
村木氏は、この本を読んで「一日が一生、と思って生きる」「身の丈に合ったことを毎日くるくる繰り返す」という言葉が、先の見えない拘留生活を支えてくれた、と語っていました。
その時の映像を撮っておきました。
(クリックで拡大、出典 : NHK「あさイチ」2019.1.18放送分)
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一日が一生、と思って生きる
今日の自分は今日でおしまい。
明日はまた新しい自分が生まれてくる。
一日が一生、だな。
今日失敗したからって、
へなへなすることない、落ち込むこともない、
明日はまた
新しい人生が生まれてくるじゃない。
それには、今日を大切にしなかったら、
明日はありませんよって言うことでもある。
今が一番大切だってことだよ。
今自分がやってることを一生懸命、
忠実にやることが
一番いいんじゃないのかな。
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今年に入って「今日の一言メモ」シリーズを開始しましたが、その初回の記事で「ただ “今” を生きる」という言葉をご紹介しました。
それに通じますね。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2019.1.18記)