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さて、「今日の一言メモ」第28回です。
ブログを続けているのは、文章を書く「鍛錬」
いつからか、このブログを書くのは、文章を紡ぐ鍛錬だと思うようになりました。
それは、剣豪・宮本武蔵の著した有名な兵法書である「五輪書」(ごりんのしょ) 」に登場する次の言葉に出会ったからです。
千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を練とす
一千日 (約3年) 一つのことを稽古し続けることを「鍛」といい、一万日 (約30年) 一つのことを稽古し続けることを「練」というわけです。
「鍛」と「錬」の違いは、辞書によると「鍛」は金属を打ち鍛えること、「錬」は金属を良質なものに鍛え上げるとあります。
「鍛」を経て「錬」へ
このブログを例に取れば、2014年元旦から毎日更新を始め、2016年9月26日に無事1,000日に到達しました。今日で、1,859日目になります。
ちなみにこのまま毎日更新を続けると、1万日目は2041年5月18日になります。今から22年後、僕は85歳になっています。(^^;
まずは「鍛」を経て、今は「錬」へ向かっていると言えます。といって、文章を書くのが目を見張るように上達しているわけではありませんが…
亡くなられた高倉健さんの座右の銘に倣う
このブログで何度かご紹介していますが、亡くなられた高倉健さんが座右の銘にしていた言葉があります。
往く道は精進にして、忍びて終わり、悔いなし
意味は、以下の通りです。
行く道は精進にして
辛いことがあっても、それは精進である。
自分を高めるために必要なことなのだ。
忍びて終わり、悔いなし
それを我慢したまま、たとえそれで終わることがあっても、自分の向上にとっては確実にためになっているのだから悔いはない。
自分の書くブログなど、高倉健さんの究めようとした道と比ぶべくもありませんが、気持ちだけは倣っていきたいと思う次第です。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2019.2.2記)