(画像出典元はこちら)
さて、今日5月5日は「こどもの日」で「端午の節句」でもあります。
「こどもの日」の由来は?
「こどもの日」は、祝日法で「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する日」と規定されています。
ですから、「端午の節句」は男の子の成長を祝う日ですが、「こどもの日」は男の子も女の子も区別せず成長を喜び、母親に感謝するという日なのです。
人口減少社会とどう向き合うのか
お祝いする子どもの数は年々減り続けています。少子高齢化社会が到来して、もうどの位の年月が過ぎたのでしょうか。
直近 (2015年) の国勢調査では、日本の人口が減少に転じたことが、厳然たるデータとして示されました。
次のグラフは、将来の人口推計です。
(画像出典元 : 「未来の年表」)
2017年の推計人口は、約1億2653万人です。現在の出生率や死亡率が、このまま将来まで変わらないという前提で計算すると、100年後に約5060万人、200年後に約1380万人、西暦3000年にはなんと人口2000人になるという予想です。
もしも、このまま手をこまねいていては、日本という国家そのものが消滅するというのも、あながち絵空事ではなさそうです。
現在の日本は、中国や北朝鮮問題など安全保障上の「有事」のリスクを抱えていますが、人口減少問題は、ヒタヒタと忍び寄る「静かなる有事」なのです。
目の前の有事、そして将来的に忍び寄る有事を考えれば、政治が担う役割は重要です。憲法改正も重要な政治課題ですが、目の前の人口減少問題にどう向き合うのか、明確な方針決定に向けて議論して欲しいものです。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2019.5.5記)