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さて、「今日の一言メモ」第287回です。
「金の草鞋で尋ねる」
「金の草鞋 (かねのわらじ) で尋ねる」とは、根気よく、あちこち探し回ることの例えです。
「金」は「鉄」の意味で、「黄金」のことではありません。よって「きんのわらじ」と呼ぶのは間違いです。
いくら歩いても擦り切れることのない、鉄製の草鞋を履いて探し回ることから、こう表現されるようになりました。
「諦めが肝心」?
人生諦めが肝心、という言い方があります。でも、諦めなければ必ず成功する、とも言います。
どちらが正しいのでしょうか?
まあ、どちらも正しいと思います。場合によって。
例えば、何かにチャレンジして失敗したとします。でも、諦めきれずに同じやり方で何度もチャレンジして、やはり失敗したとします。
この場合、そのやり方に拘泥するのではなく、そこは「諦めが肝心」ということで、別のやり方でチャレンジすべきでしょう。
でも、そのやり方ではうまくいかない、という1回の失敗で、チャレンジそのものを諦めたとしたら、それはもったいないことだと思います。
うまくいかないやり方を見つけたのですから、今度は別のやり方を試せばいいのです。そして、また失敗すれば別のやり方を試す。
目標・希望を見失わなわず、チャレンジし続ける
あのケンタッキーフライドチキンの創始者カーネルサンダースは、まだ無名の頃、チキンのレシピを企業に売り込む時、1,000社以上に断られたといいます。
ロッキーでお馴染みの大スター、シルヴェスタ・スタローンは売れない役者時代に、オーディションで1,000回以上落とされたといいます。
1,000回以上断られ、誰も振り向かない、誰も見向きもしなかった彼らがなぜ成功したのか、それは成功するまで諦めなかった事に他なりません。
失敗しても、チャレンジすることを諦めずにいれば、いつかは成功するかもしれませんが、チャレンジそのものを諦めてしまえば、成功する可能性はゼロです。
何度でもチャレンジする人は「強者」、チャレンジそのものを諦めてしまった人は「弱者」と言えます。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2019.12.4記)