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さて、「今日の一言メモ」第353回です。
「天気図記念日」
今日2月16日は、「天気図記念日」だそうです。
1883年 (明治16年) 2月16日に、7色刷りの日本初の天気図が作成されたことに由来しています。
その日以降、 天気図は1日1回発行されるようになり、8月23日からは新橋と横浜の停車場に掲示されるようになりました。
現在は、毎日毎日、世界時0時と12時、加えてその間の3時間ごとに、世界中の地上気象観測地点数千箇所で、気象観測データがまとめて送信されています。
また、海上の船舶、上空の観測気球などからもデータが集められているそうです。
各地域の気象機関は、そのうち必要なデータを使用して天気図を作成し、現在の気象の解析や今後の気象の予報に利用しているわけです。
また、新たな気象衛星の運用により、最近の天気予報は以前より格段に精緻になっていますね。
天気の概念を、時間管理に生かす
天気を大まかに晴れ、曇り、雨と区分し、それを時間の概念に当てはめると投資、消費、浪費になります。
天気は、気圧配置による前線の動きや海面温度による台風の発生などさまざまな自然の力で左右されます。
一方、時間は自らのコントロール次第で、どう使うか決めることができます。
時間は、1日24時間万人に共通に与えられています。変わることはありません。そして、時間はお金と同じように貴重なリソース (資源) です。
では、その時間を使う時、または時間を必要とする予定を立てる時、その時間の使い方が、投資、消費、浪費のいずれに該当するのか自問自答することが必要でしょう。
睡眠時間や洗顔・入浴などの時間は、生きていくために必要な時間であり、食料品を買うためにお金を使うのと同じように消費でしょう。
会社などの組織に勤めていれば、勤務時間の多くは自分の思うにまかせず、拘束されているので消費 (あるいは時として浪費) と感じるかもしれません。
勤務時間中についついネットサーフィンしてしまったら、それは浪費以外の何物でもありません。
でも、何か将来役に立つ知識を学んだり、経験を積んでいれば、投資と思えるでしょう。
では、1日の中で本当に少ないであろう、自分が自由に使える時間を使う時はどうでしょう?
読みたい本を読んでいる時間は?やりたいゲームをやっている時間は?ゆっくりマッサージを受けている時間は?
読んでいるのが漫画であれ、ゲームに興じているのであれ、それが計画的に行われているリフレッシュタイムであれば、決して浪費とはいえません。
投資 (晴れ)、消費 (曇り)、浪費 (雨)の時間をコントロールする
もし、朝起きて一日の計画を立てるのならば、今日は晴れの時間をどの程度持ちたいか、曇りの時間はどのくらい必要か、雨の時間を最小限に留めるにはどうしたらよいか考えるのもいいかもしれません。
その時は、自分の過ごす時間が、晴れ渡って気持ちのいいイメージか、曇っていてあまり遠くまで見えないイメージか、雨が降って憂鬱なイメージなのか、そのシーンを具体的に想像してみることが効果的だと思います。
そうすれば、晴れ渡って気持ちのいい時間を、できるだけ多く持ちたいと思うに違いないからです。
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さて、今日はここまでにしましょう。
では、また!
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(2020.2.16記)