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さて、「今日の一言メモ」第379回です。
「カメラ発明記念日」
今日3月19日は「カメラ発明記念日」です。今から181年前の1839年3月19日、フランスのルイ・マンデ・ダゲールによって、世界で初めて写真機が発明されました。それを記念して、この日が「カメラ発明記念日」となったのです。
この写真機は、ダゲレオタイプと呼ばれるものでした。次の画像は、1848年にダゲレオタイプで撮られたエドガー・アラン・ポーだそうです。
ダゲレオタイプとは、銀メッキをした銅板などを感光材料として使うもので、日本語では銀板写真とも呼ばれています。
これが、世界最初の実用的写真技法で、湿板写真技法が確立するまでの間、最も普及した写真技法となりました。
ダゲレオタイプ以降の写真技術では、基本的に明暗の反転したネガティブ画像を得て、そこから明暗の反転しないポジティブ画像をプリントする方式が主流です。
それに対し、ダゲレオタイプは銀板上に定着されたポジティブ画像そのものが最終的に鑑賞する画像になります。つまり、ダゲレオタイプ撮影された写真は一枚しか存在しないのです。
自分の心を映すのは?
日本で写真が撮られるようになった頃、魂を抜かれると本気で思って写真を撮られるのを嫌がる人がいたそうです。
まさか魂を抜かれるなど非科学的なことですが、「他人は自分を映す鏡」という言葉があります。写真のように物理的な画像を残せるわけではありませんが、自分の周囲にいる人には、確かに自分の内面が投影されています。
相手が欲することが、自分が相手に欲することだったりします。「自分がして欲しいことを、まず他人にしてあげることだ」という言葉もあります。
たぶん今の自分を取り囲んでいる人々は、すべて自分自身が引き寄せているのでしょう。そう考えると、優しい人も、厳しい人も、素敵な人も、嫌な奴であっても、すべて受け止めなければいけないことになります。
付き合いたくない人がいたら、そういう人を引き寄せないよう自分自身が変わる必要があるのかもしれませんね。
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さて、今日はここまでにしましょう。
では、また!
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(2020.3.19記)